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2024.02.27

国際NGOで働く未来を描いて 食料と環境の専門性を磨きに農学部へ(袁 セツキさん)

農学部学生留学国際交流
日本への留学体験を紹介してくれた方袁 セツキさん(農学部2年)

  • 出身国:中国
  • 留学期間:2022年4月~2026年3月

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

私が通っていた高校は日中協定校だったので高校生の頃から日本語を勉強しており、日本の文化に興味を持つようになったことから、日本に留学することを決めました。

明治大学を選んだ理由は、さまざまな海外留学プログラムがたくさん設けられているからです。実際に私も、多くのプログラムに参加しました。例えば、国際教育センター推奨海外研修プログラムのイギリスへの英語研修や農学部が実施しているタイでの国際農業文化理解プログラムへの参加です。これらの体験を通して、多くの友人をつくり、視野を広げ、言語能力を鍛えることができました。明治大学の充実した留学制度を活用して、世界に向かって進んでいきたいと考えています。

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?

場所:生田キャンパスの図書館
理由:窓が大きく眺めが良く、きれいで、落ち着いて勉強することができます。疲れた時には、窓の外の景色を見てリラックスしています。秋には紅葉を見ることができます。

生田図書館の横のイチョウの木

好きな授業を教えてください。

授業名:農場実習
担当教員名:岩崎泰永先生
理由:実際に種まきから野菜の収穫までを体験しました。私たちが育てた野菜が大学で販売される様子を見て、達成感を感じました。また、ブルーベリージャムとクッキーを手作りしたことも、とても面白かったです。

手作りのジャムとクッキー

日本で過ごした感想

日本に来て驚いたところは?

タクシーの料金が高いことに驚きました。日本のタクシーの料金は、中国のほぼ5倍です。また、東京での電車の便利さにも驚きました。例えば、時間通りに電車が来ることや、本数が多いことです。時々電車が遅れても、スマートフォンのアプリに通知が届くので便利です。

自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?

楽しいところ

日本での学生生活では、中国と違い、勉強だけでなくサークルなどの課外活動にも積極的です。私は1年次の秋学期に大学のジャズダンスサークルに参加しました。サークル活動で楽しい時間を過ごし、多くの友人と出会いました。誰もが自分の興味のある活動を見つけ、自分の個性を発揮することができます。

明治大学のホッケーの試合を見に行きました

大変なところ

メールの書き方が大変だと感じます。日本のメールには一定の形式があり、また、敬語を使用することを知りました。私はこのスキルがまだ完全には身に付いていません。最初の頃、先生にメールを書く時によくあいさつ文が抜けていました。今でも敬語や形式を間違える場合があり、大変です。

袁 セツキさんについて&メッセージ

将来の夢は何ですか?

農学部で学んだ自然資源管理の方法や世界の飢餓問題など、食料と環境に関する知識を生かして、将来は国際NGOで働き世界の人々の役に立ちたいです。気候変動下の農業管理という世界の問題に対処し、自分が学んだ知識をより良く社会に還元できるように頑張ります。

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

私の出身地は中国遼寧省の省都、瀋陽です。瀋陽のランドマークの一つに「瀋陽故宮」があります。北京の故宮と並んで保存状態の良い古代の宮殿です。ユネスコの世界遺産として、一般公開されています。瀋陽に行く人に一番お勧めしたい場所です。

私の故郷である瀋陽市のシンボル「瀋陽故宮」です

明大生へのメッセージをお願いします。

大学生活は人生で最も素晴らしい期間と言えます。絶え間ない試行錯誤による自己成長、異なる背景の人との交流による視野の広がり、そしてもちろん、忘れられない思い出など、いろいろな経験ができます。この貴重な学生時代に、後悔のないよう勇気を持って新しいことに挑戦してください。自分の個性がますます輝きます!

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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