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2024.03.15

日本で学ぶ国際政治と毎日通うフィットネスルーム(プロンファウ サハサワットさん)

政治経済学部学生留学国際交流
日本への留学体験を紹介してくれた方プロンファウ サハサワットさん(政治経済学部3年)

  • 出身国:タイ
  • 留学期間:2023年9月~2024年9月

日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。

幼い頃の将来の夢は在タイ日本国大使館に勤めることでした。しかし、将来について考えるうちに「外交官以外の職種も知りたい」と考えるようになりました。そこで、自分の新しい夢を探すために、日本に留学することを決意しました。

明治大学には、私が求めるものがそろっています。例えば、MuBO(※)のWinter Partyなど、留学生のためのイベントがたくさんあるおかげで、さまざまな人と出会い、前よりも視野を広げることができました。

さらに、自分が興味を持っていた国際政治に関する授業を履修することができたり、写真サークルがあったり、フィットネスルームや動画編集ソフトウエアを利用できる部屋などの設備が充実していたりと、明治大学はさまざまなことに挑戦でき、夢をかなえるきっかけをつくってくれる場所です。

※MuBO:明治大学生の留学を応援し、国際交流を促進する学生団体。Meiji University Borderless Organizationの略

Winter Partyに明治大学公式キャラクターの「めいじろう」が登場しました!

明治大学の好きなところについて

明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?

場所:和泉キャンパスのフィットネスルームとその近くのエリア
理由:私はいつも和泉キャンパスのフィットネスルームで運動しています。また、午後4時頃には美しい日差しが差し込み、穏やかな雰囲気となり、疲れている心が安らぎます。他にも、写真撮影が趣味である私にとっては、撮影の練習をするのに最適な場所です。

フィットネスルームで運動した後にいつも水を購入している自動販売機

好きな授業を教えてください。

授業名:国際政治学
担当教員名:伊藤剛先生
理由:私は高校生の時から政治を学ぶことが好きです。さまざまな人々と意見交換をしながら政治を学ぶことで、自分の知見を広げることができるからです。国際政治学の授業は、国際的な考えを通じて物事を学術的に判断する点が面白いです。

日本で勉強した感想

日本で生活をする中で、自分自身に何か変化(成長)はありましたか?

日本の銀行口座開設の手続きは大変でした。銀行口座を開設するためには、住所が記載されている在留カードと電話番号が必要であるため、2週間ほどで全ての手続きを完了させなければなりませんでした。しかし、明治大学国際教育事務室のサポートのおかげで、無事に全ての手続きを終えることができました。タイに住んでいた頃より、複雑な問題に向かう勇気を出すことができました。

和泉キャンパスからの帰り道

自分の国の大学で勉強するのと比べて、日本の大学で勉強して良かったと思うこと・大変なことはありますか?

良かったと思うこと

自分の日本語能力を日常生活で実践することができる点が良いです。母国の大学では聴解や読解など、言語をインプットすることが鍛えられた反面、日本の大学では、読んで理解した上で自分の意見を書く場面や日本人と話す状況など、アウトプットの面で精一杯実践することができています。

例えば、日本語の授業でクラスメートと話し合いをする際、日本語でコミュニケーションを取らなければなりません。また、国際政治学の筆記試験では日本語で専門的な用語を用いながら解答しなければなりません。このような経験から、日本語能力を高めることができています。

大変なこと

英語があまり得意ではないため、コミュニケーションのためには日本語を話せなくてはなりません。しかし、私の日本語能力はまだそれほど高くなく、敬語や早口で話す人の話を聞き取れないことがあります。このような状況の場合、分からないまま「そうですね」と返してしまうことがよくあります。また、相手から質問をされる場合、私が理解するまで分かりやすい言葉で言い直してもらっています。日本語でコミュニケーションを完璧に取ることはまだまだ大変だと感じています。

プロンファウ サハサワットさんについて&メッセージ

将来の夢は何ですか?

現時点では、国際機関で働くか、あるいはコンテンツクリエイターとして働くか、まだ迷っています。しかし、明治大学に留学している間に、自分が好きな政治に関する授業を履修したり、自分の趣味である写真撮影のスキルを鍛えたりすることで、さまざまな経験を重ね、帰国するまでには自分が本当にやりたいことが分かってくると考えています。

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。

「ヤワラート通り」というタイの中華街がお勧めです。この通りはタイと中国の文化がつながり、おいしい料理はもちろん、90年代の雰囲気も残っています。カメラが趣味の私にとっては、とても魅力的な通りです。

にぎやかなヤワラート通り

明治大学の留学生・これから明治大学で学ぶ留学生にメッセージをお願いします。

留学は人生の中で一度しかない経験かもしれません。一生懸命勉強し、留学生または日本人の友人をつくったり、さまざまな場所を旅したりと、たくさんの経験を積むことが大切です。途中で、迷ったり、つらいことにあったりしても、諦めずに乗り越えれば、徐々に成長し、誰よりも輝かしい自分になることができます。

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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