
- 出身国:韓国
- 留学期間:2020年4月~2026年3月
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
韓国の第一志望の大学に進学することが難しく、進路に悩んでいた際に、日本の大学へ留学する選択肢を考え始めたことがきっかけです。日本語を勉強していく中で、幼い頃に見た日本のアニメーションを思い出すことがありました。この時、人生で初めて勉強に対して「面白い!楽しい!」と思うことができたので、留学することを決めました。
明治大学を選んだ理由は、東京で勉強をしたいと考えていたことに加え、「就職に力を入れている大学」である点が魅力的だと感じたからです。商学部を選んだ理由は、明治大学商学部に「ダブル・コア(※)」という制度があり、より幅広く深い教養と商学の専門知識の両方を身に付けることができると考えたからです。また、明治大学の奨学金制度が充実していることも選んだ理由の一つです。「明治大学私費外国人留学生特別助成金」の対象になることで、親の経済的負担を減らすことができると考えました。
※「ダブル・コア」制度:2年次から、「商学」を専門に学ぶゼミと、深い「教養」を学ぶゼミの2つを同時に履修することができる制度
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:和泉キャンパスの図書館
理由:設備が非常にきれいで、予約ができる部屋もあるので、家でなくても集中できる環境です。テスト期間中に友人と一緒に勉強する際に、とても良い環境です。
好きな授業を教えてください。
授業名:黒﨑典子ゼミナール
担当教員名:黒﨑典子先生
理由:言語について非常に幅広く学ぶことができるだけでなく、多様な国出身のゼミ生とさまざまな意見交換をすることもできるからです。自律的に学生同士で「どうすれば留学生に配慮しながら、お互いに交流することができるか」という点を真剣に考え、実際に「日本語カフェ」で交流したことが、とても面白くやりがいがありました!

日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
韓国と日本との国民性の違いに驚きました。例えば、道にゴミを捨てない、親切な人が多い、障がいを持つ方に対して配慮をするなど、他の人に対して思いやりの気持ちを持つという日本人の考え方に驚きました。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
韓国と比べてサークルや部活動が、活発である点が良いところだと思います。韓国の高校では、サークルや部活の数がすごく少なかったり、活動自体があまりなかったりするため、日本ではサークルや部活動がとても盛んであると感じます。スポーツを中学校から大学まで続けている人もいたので、すてきだなと思います。

大変なところ
友人をつくることが、一番大変だと感じます。留学生であるため、日本の話題が分からないときもありました。サークルなどのコミュニティーに入ると、多くの人と関わる機会が増えるため、友人が増えると思います。

CHOI GYUNGさんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
具体的な目標はまだありませんが、現在は日本で就職し、経験を積むことを目標としています。そのために、明治大学でより多くのさまざまな活動を通じて自分の価値観の幅を広げていきたいです。特に、黒﨑ゼミで「日本語カフェ」を今まで以上に盛り上げたり、留学生歓迎会などのイベントに参加したりすることで、今後新たに明治大学に留学する人が少しでも楽しく面白い大学生活を送れるようにしていきたいと考えています。

故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
交通インフラが整備されていたり、ネット通販が非常に発達していたりすることが自慢です!行政システムやネットバンキングシステムなど、生活に便利なサービスも普及しています。また。韓国のスポーツに対する路上応援文化についても紹介したいです。韓国では、海外で行われたサッカーの試合やeスポーツの競技の試合に、多くの人が路上で集まって観戦したり、応援したりする文化があります。このような大きなイベントに参加して、自分が好きなチームをみんなで応援したことは、すごく良い思い出です!

明大生へのメッセージをお願いします。
留学生は、いつも友人が欲しいと思っています。先に声をかけてもらえると、とてもうれしいです!

Meiji NOWでは、Xアカウント(@meiji_now)で日々の更新情報をお知らせしています。Xをご利用の方は、以下のボタンからMeiji NOW公式アカウントをフォローして、情報収集にご活用ください。
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです