
- 出身国:中国
- 留学期間:2022年4月~2026年4月
日本への留学を志したきっかけと、明治大学を選んだ理由を教えてください。
私の父は日本が大好きなので、子どもの頃から日本を身近に感じていました。日本に留学経験のある知人から留学を勧められ、私自身も日本のドラマや文化が好きだったので、日本の生活や文化を深く理解したいと思い、留学を決めました。
明治大学は、知名度が高く国際的な印象がありました。また、農学部は実験のための研究施設・設備が充実しているので、自分のやりたいことを見つけて研究に集中することができると考えました。
明治大学の好きなところについて
明治大学のキャンパスで好きな場所はどこですか?
場所:生田キャンパス 中央校舎6階
理由:癒やしの風景が広がっているので、休憩に最適な場所です。

好きな授業を教えてください。
授業名:農学実験Ⅵ
担当教員名:小島信彦先生、登尾浩助先生、佐藤直人先生
理由:授業ごとにレポートを書かなければならないので大変でしたが、実験が楽しかったです。土や水に触れたり、データを測定したりすることで実験をしているという実感が湧き、服や手が汚れても全く気にならないくらい夢中で取り組みました。

日本で過ごした感想
日本に来て驚いたところは?
電車には各駅停車、急行、快速急行など、さまざまな「列車種別」があり、新宿などの大きな駅は多くの路線が走っているので、内部構造が複雑で迷ってしまいます。最初に日本に来た時、これらの電車の違いが分からず、目的地で電車が停車しなかったことがありました。その時は本当に困りましたが、急行などに乗れば遠いところに早く到達できるので、今では非常に便利だと思います。
自分の国の学生生活と比べて、日本の学生生活で楽しいところ・大変だと感じるところはありますか?
楽しいところ
中国の大学生は一般に寮で他の学生と一緒に生活しますが、日本では留学生の多くが一人暮らしをします。そのため、自分の部屋を自由に装飾したり、料理や掃除、収納方法を学んだり、お金の管理や生活費の計画を立てたりすることができます。
また、友人と一緒に旅行したり、トレッキングや山登り、コンサートに行ったりして、素晴らしい思い出をたくさん作ることができました。アルバイトも経験し、欲しかったカメラを購入することができました。これらの経験から、「目標に向かって頑張ろう」という気持ちがさらに強くなりました。
大変なところ
日本で一人でいる時に、家族に会いたくなり、寂しく感じることがあります。中国の実家に帰ると家族の声が聞こえてにぎやかなので、その後日本に戻ってくると自分の部屋が急に静かに感じます。
また、書類作成や家の賃貸契約などの手続き、そして学業が忙しくなった時は、少し大変だと感じました。

黄 粲さんについて&メッセージ
将来の夢は何ですか?
日本の大学院に進学したいです。また、日本に来てからいろいろなところを訪れましたが、さらに多くの場所に旅行したいと考えています。
故郷の国の紹介や、自慢をしてください。
私の出身地は中国の重慶です。重慶は四川省の隣に位置し、麻婆豆腐と火鍋が有名です。重慶は山が多く起伏があるので、階段がたくさんあります。
特にインターネットの画像などで有名なのは、複雑なルートを持つ高架道路です。夜になると、嘉陵江沿いのビルのネオンが美しく輝きます。中国にいる時には夕食の後、よく家族と一緒にその周辺を散歩していました。


明大生へのメッセージをお願いします。
明治大学では多くの先生や友人に助けられているので、皆さんの優しさに本当に感謝しています。皆さんが楽しく充実した大学生活を送ることを願っています。
Meiji NOWでは、Xアカウント(@meiji_now)で日々の更新情報をお知らせしています。Xをご利用の方は、以下のボタンからMeiji NOW公式アカウントをフォローして、情報収集にご活用ください。
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです