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世界で学ぶ!
2024.09.25

積極的に行動すれば出会いが広がる!タイでの経験で自らの成長を実感|高橋唯さん

農学部学生留学国際交流

明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は農学部の高橋さんが、タイでの留学体験を紹介してくれます!

留学体験を紹介してくれた方高橋唯さん(農学部生命科学科4年)

プロフィール写真

留学先 タイ
大学名 チュラロンコン大学
留学プログラム名 学部間協定留学(交換型)
留学期間 2023年8月~2024年5月
卒業高校名 共立女子高等学校

留学準備について

留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?

高校生の時にニュージーランドに短期留学をし、自分の考え方や価値観が大きく変わりました。この経験から、さまざまな国の文化や習慣、言語に興味を持つようになりました。短期間の留学では理解しきれない文化や言語、習慣をより深く学びたいと思い、1年間の長期留学を決意しました。また、異なるバックグラウンドを持つ学生との交流や、海外での生活を通じて、さらに成長できるのではないかと考えました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。

留学開始の約1年半前から準備を始めました。明治大学のウェブサイトや留学説明会、セミナーなどに積極的に参加し、留学に関する情報収集を行いました。学生留学アドバイザーや学科の留学担当の先生たちに相談しながら準備を進めました。学内選考に向けて英語資格の勉強をし、留学前にはオンライン英会話でスピーキング力の向上に努めました。

受験した語学試験があれば教えてください。

TOEIC

  • 2022年8月:810点

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?

チュラロンコン大学は「タイの東大」として知られており、優秀な人が集まり、留学生も多く在籍しています。この大学であれば質の高い教育を受けることができ、また、国際的な環境に身を置いて勉強することができると考えたため、留学先として選びました。

加えて、①チュラロンコン大学にはインターナショナルコースが設置されているため、英語で授業を受けられること、②農学部の学部間協定留学で授業料が免除されるため、留学費用の面で負担が少ないことにも魅力を感じました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?

タイは一年中暑いイメージがありますが、北部や標高の高いところに行くと寒いので、何枚か暖かい服を持って行くことをお勧めします。また、留学前にタイ語を勉強しておけば良かったです。留学先ではバスケットボール部に所属していたのでバスケットボールシューズが必要でした。しかし、自分の足に合うバスケットボールシューズが現地で手に入らなかったので、日本から送ってもらいました。運動をしたい人は、運動靴を持っていくことをお勧めします。

バスケットボール大会に参加した時の写真学内のバスケットボール大会に参加しました

留学生活について

留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?

今回の留学の目的は、「さまざまな国の文化を理解し自分の視野を広げること」でした。積極的にイベントに参加したことによって、この目標を達成することができました。

学内で行われた国際交流会では、ミャンマーや中国、シンガポール、イギリスなどさまざまな国の人たちと交流したことで、それぞれの国の文化について学ぶことができました。また、タイの文化について学ぶイベントにも参加し、普段はできないような体験をしました。これらの経験を通じて視野が広がり、物事を多面的に捉えて考えられるようになりました。

浴衣を着て箏に挑戦浴衣を着て国際交流イベントに参加しました

留学先で学んだ学問について教えてください。

  • 明治大学で学んでいる分野:生命科学
  • 留学先で学んだ分野:生物工学

明治大学で学んでいる生命科学分野の授業をメインで履修しましたが、食品科学や農業経済学などの今まで学んだことのない分野の授業も履修しました。初めて学習する範囲はとても興味深く、新たな視点を発見することができたので、楽しみながら授業を受けることができました。

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?

1週間のフィールドトリップに参加

タイ北部での7日間のフィールドトリップに参加しました。地元の方からタイの文化や伝統的な飾り、お菓子の作り方などを学びました。また、僧侶から仏教や瞑想について学ぶこともできたので、とても興味深く貴重な経験となりました。また、自然の中での瞑想は、自分自身を見つめ直す良い機会になりました。自然の中で過ごした7日間は、密度の濃い時間となり、忘れられない思い出です。

木型を使ったタイのお菓子作りに挑戦伝統的なタイのお菓子作りに挑戦。もち米やゴマを混ぜた材料を木型で丸く薄く延ばしているところです。天日干しで乾燥させ、両面を火で焼き、完成です。お煎餅のようにサクサクしており、お米とゴマ本来の自然の味でとてもおいしかったです
キャンプファイヤーの様子フィールドトリップでキャンプファイヤーをしました

インターナショナルデーのイベントで運営スタッフを経験

インターナショナルデーに大学で開催されたイベントでは、運営スタッフとして関わりました。イベントのコンセプト、スポンサー、会場、構成などについて約2カ月かけてミーティングを行い、イベントの開催に向けて準備を進めました。

イベントではインターナショナルのブースを担当し、「福笑い」のゲームを企画して、日本の文化に触れながら楽しんでもらえるように工夫しました。多くの学生が参加してくれたおかげで、イベントは順調に終わりました。仲間と共に作り上げたイベントはとても良い経験となりました。

イベントでインターナショナルのブースを担当している様子インターナショナルのブースでは「福笑い」を楽しんでもらいました

最後に

留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?

「何にでもチャレンジする」を目標に、留学に臨みました。留学先では、少しでも興味を持ったことや、やりたいと思ったことに対して、自ら交渉して参加させていただきました。参加したイベントやクラブ活動では、かけがえのない友人に出会うことができました。バックグラウンドの異なる友人の考え方を知ることで、さまざまな側面から物事を考えられるようになりました。

自ら起こした行動によっていろいろな出会いが開け、行動することの大切さを知ることができました。積極的に行動し、興味のあることに挑戦できるようになったことが一番の成長だと思います。

後輩へのメッセージをお願いします。

留学したことを一切後悔していません!留学は自分を見つめ直したり、自分の考え方が変わったりする大きなチャンスであり、一生の財産になると思います。留学準備や留学中、留学後には大変なこともありましたが、それ以上に大きなものを得られました。少しでも留学を迷っているのであれば、今から行動し、ぜひ挑戦してみてください!

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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