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世界で学ぶ!
2025.07.16

ドイツ語・英語の会話力が向上!ブレーメンの多国籍な環境で積極的に交流し視野が広がった│渡邊彩人さん

商学部学生留学国際交流

明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は商学部の渡邊さんが、ドイツでの留学体験を紹介してくれます!

留学体験を紹介してくれた方渡邊彩人さん(商学部4年)

プロフィール写真

留学先 ドイツ
大学名 ブレーメン経済工科大学
留学プログラム名 学部間協定留学(交換型)
留学期間 2024年3月~2024年8月
卒業高校名 さいたま市立浦和高等学校

留学準備について

留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?

2年次の夏に、初めて海外旅行をする機会がありました。その際、異国の街並みや人々との会話に刺激を受けたこと、さらに「もっと海外の人と話せるようになりたい」と思ったことで、長期留学に興味を持ち始めました。就職活動を3年次の秋学期から本格的に始めたいと考えていたため、3年次の春学期が長期留学に行ける最後のチャンスだと思い、応募を決心しました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。

2023年10月から、通学時間を活用して1日2時間ほど、英語とドイツ語の勉強をしていました。英語学習については、YouTube動画を活用して発音練習をしたり、会話表現を多く用いて日記を書いたりなど、アウトプットの練習を中心に行いました。ドイツ語学習については、『しっかり身に着くドイツ語トレーニングブック』(ベレ出版)を3周繰り返し勉強し、基礎文法を定着させました。また、『場面別ディアロークで身につけるドイツ語単語4000』(ベレ出版)で会話表現と発音のインプットを行いました。

ドイツ語学習に使用した参考書ドイツ語学習に使用した参考書

受験した語学試験があれば教えてください。

ドイツ語検定

  • 2023年7月:3級

TOEIC

  • 2023年10月:715点

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?

第二外国語のドイツ語を学ぶ中で、独自の言い回しや発音に魅力を感じ「現地で本場のドイツ語を学びたい」と考えるようになりました。また、ブレーメン経済工科大学(HSB)は商学部の学部間国際交流協定校であるため、ドイツ語の授業担当の先生が、これまでにHSBへ留学した先輩方のエピソードをたびたびお話しくださっており、そのおかげで留学中のおおよそのイメージがつかめたことから、HSBを志望しました。

にぎやかなブレーメンの街の中心部にぎやかなブレーメンの街の中心部

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?

世界史の概要を学んでおけばよかったです。美術館や観光スポットを訪れた際、それらの歴史を知っていれば感動が倍増したと思います。また、グッズについては、日本のインスタント食品の中でも特に、鶏がらスープのもとを持っていくことをお勧めします。自炊の際のレパートリーが増えるため、日本食が恋しくなった時の助けになると思います。

留学生活について

留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?

留学の目的は、語学力の向上と、多様な価値観に触れて視野を広げることの二つでした。どちらも満足に達成できたと感じています。語学面では、現地のドイツ人学生や他国からの留学生と積極的に交流し、英語・ドイツ語中心の生活を送ったことで、特にスピーキングとリスニング力が向上しました。また、6人の留学生とシェアハウスで共同生活を送ったことで、ドイツだけでなくさまざまな国の文化や価値観の違いを日常的に体感し、自分の価値観に新たな視点が加わりました。

ハウスメートとそれぞれの友人を誘って開いたホームパーティーでの一枚ハウスメートとそれぞれの友人を誘って開いたホームパーティーでの一枚

留学先で学んだ学問について教えてください。

  • 明治大学で学んでいる分野:グローバルビジネス
  • 留学先で学んだ分野:グローバルビジネス

留学先では日本と同様の分野を学びましたが、日本とは異なり発表やディスカッション中心の授業だったため、苦労しました。特に大変だったのは国際マネジメントの授業でのグループ発表です。留学生チームで毎週ミーティングを重ねて準備し、「アフリカの新規事業」について30分間のプレゼンテーションを行いました。チームでやり遂げた達成感は、今でも強く印象に残っています。

学期を通してグループワークを行ったチームメンバー学期を通してグループワークを行ったチームメンバー

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?

留学生サッカーチームに参加

留学生が所属するサッカーチームでの活動に挑戦しました。サッカーチームの監督にSNSを通じてコンタクトを取り、活動に参加させてもらいました。8カ国からの留学生が所属しており、英語のアクセントやプレーに対する考え方も多様で、毎回の練習では活発な議論を交わしていました。チームメートとは、一緒にサッカー観戦に行くほど親しくなりました。

ナイジェリア出身の留学生チームと試合をした際の一枚ナイジェリア出身の留学生チームと試合をした際の一枚

さまざまな出身国の友人たちと6カ国を旅行

限られた留学期間を最大限生かしたいという思いから、できるだけ外に出て経験を積むことを心掛けていました。特に、親しくなった現地学生や他国からの留学生の友人たちと、長期休暇を利用して6カ国を一緒に旅行したことは、異文化への理解を深める貴重な経験となり、今でも忘れられない思い出です。

特に親しかった友人たちとのスロバキア旅行特に親しかった友人たちとのスロバキア旅行

最後に

留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?

留学先では、優れた語学力や人間性を持つ学生と多く出会い、日々刺激を受けていました。そうした友人たちと接する中で、自分の視野も大きく広がりました。彼らの前向きな姿は、今でも私の大きなモチベーションになっています。

後輩へのメッセージをお願いします。

私は留学をして本当に良かったと思っています。留学は、さまざまな文化や価値観に触れ、多くのことを感じる中で、自分を見つめ直しつつ人として成長できる貴重な機会です。少しでも留学に興味がある方は、恐れずに挑戦してみてください!

ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです

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