
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は理工学部の粕谷さんが、アメリカでの留学体験を紹介してくれます!
留学先 | アメリカ |
大学名 | サンフランシスコ州立大学 |
留学プログラム名 | 大学間協定留学(交換型) |
留学期間 | 2023年8月~12月 |
卒業高校名 | N高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
元々、アメリカで働くことに興味があり、アメリカの大学院などに関心を持っていました。そのため、2年次の7月ごろに明治大学の留学プログラムについて知った時、すぐに留学することを決意しました。以前からTOEICやTOEFL iBT受験のための勉強を進めていたので、留学に対する心理的ハードルは低かったと思います。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
大学間協定留学に応募するためのTOEFL iBT対策では『TOEFLテスト大戦略シリーズ TOEFLテスト英単語3800』(旺文社)を使用しました。また、このシリーズの本を一通りそろえて、ライティングやスピーキングに関しても勉強しました。
時期に関しては、2年次の5月ごろにTOEICを受験する予定だったため、まずその対策を1年次の2月ごろから始めました。1年次はあまり英語に触れておらず忘れている単語が多かったので、しっかり復習をしました。TOEICの受験が終わった後から、TOEFL iBTに向けた勉強を本格的に開始しました。

受験した語学試験があれば教えてください。
TOEFL iBT
- 2022年10月:63点
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
サンフランシスコ州立大学を選んだ理由は、シリコンバレーの程近くに位置し、最先端技術を身近に感じられる環境であったためです。また、留学プログラムについては、留学期間と費用について考慮し、大学間協定留学を選びました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
事前に、留学先の大学のクラブや団体について調べておくことをお勧めします。各団体がInstagramなどでイベントの情報を発信しているため、留学前からフォローして情報収集しておくことで、現地に着いてすぐにイベントに参加することができます。グッズに関しては、1、2日分の軽食を持って行くと良いと思います。最初は、1人で知らない異国の地を歩き回るには治安も含めて不安があるため、留学先に着いた初日の食事を何かしら用意しておくと安心です。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
留学の目的は、シリコンバレーというIT最先端の地で学ぶ学生が、社会に出る前にどのような勉強をしているのかを知ることでした。実際に留学を通して分かったことは、アメリカの学生と日本の学生におけるプログラミング技術の差はほとんどないということです。しかし、日本では「数学」に対してのプログラミングを学ぶ一方で、アメリカではより実践的な「社会」に対してのプログラミングを学ぶといった違いがあると感じました。

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
現地におけるComputer Scienceの学びの実情を知る
現地学生の実際の学びについて知るため、1、3、4年生向けのComputer Scienceの授業を履修しました。いろいろな学年の授業を受講することで、全体的な授業の傾向をつかめると考えたためです。また、Computer Scienceを専攻している学生に、どんなプログラミング言語を学んだか、インターン経験やアプリの開発経験があるかなど、さまざまな話を聞くようにしました。

言語交換イベントでグループリーダーを務める
課外活動として、言語交換イベントのグループリーダーを務めました。グループリーダーとしてメンバーをまとめたり、みんなの前に立って日本語についてのレクチャーを英語で行ったりしました。英語で教えることは、最初はとても緊張しましたが、英語力の向上とともに緊張することは減っていきました。また、このイベントを通じて、日本に興味を持ってくれている人たちとの交流もできました。
最後に
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
やはり英語力は非常に伸びました。留学の初めの頃は、現地の友人との会話にも必死でしたが、英語力が上がるにつれて楽に会話ができるようになりました。また、言語交換イベントのおかげで、グループをまとめる力や、人前で発表する力が伸びたと感じました。
後輩へのメッセージをお願いします。
私は留学を通して、日本では経験できないようなことをたくさん経験できました。留学を充実させられるかどうかは自分の行動次第なので、留学に行きたいと思っている人は、ぜひ、現地で挑戦したいことをたくさん考えて、実際に行ってからも積極的に動いてください。そうすることで、最高の思い出ができると思います。頑張ってください。
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