
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は情報コミュニケーション学部の久保田さんが、ベトナムでの留学体験を紹介してくれます!
留学先 | ベトナム |
大学名 | ベトナム国家大学ハノイ外国語大学 |
留学プログラム名 | 学部間協定留学(交換型) |
留学期間 | 2024年8月~2024年12月 |
卒業高校名 | 静岡県立静岡高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
大学生のうちに、海外に長期間滞在することで自分を成長させたかったからです。同じ言語・環境で育った、似た価値観を共有する人々ではなく、全く違う文化を持つ人々に囲まれ、日本ではない場所で長期間過ごしてみようと、一歩を踏み出しました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
留学を決心した後、2年次の春学期は、英語で行われる授業を週に5コマ履修しました。必修の英語の他に学部間共通外国語などを3コマ取り、英語力を鍛えました。
受験した語学試験があれば教えてください。
TOEIC
- 2023年4月:605点
- 2025年5月:795点(留学後)
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
ベトナムを選んだ理由は、成長過程にある国ではどのように人々が暮らしているのかを体感したかったからです。日本とは全く違うフェーズにある国の人々はどのような価値観を持っているのか、自分の目で確かめたいと考えました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
かゆみ止め薬を持っていけばよかったです。現地では、虫よけはありましたが、かゆみ止めを見つけるのは難しかったです。また、水質が日本と違い髪が傷むため、ヘアケア・スキンケアグッズも必要でした。その他には、極めたい参考書を持っていくことをお勧めします。アルバイトなどができない分、勉強時間が長く取れます。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
多様な文化や価値観にあふれた環境の中で、コミュニケーション能力を養うことを目標にしていました。実際に、現地学生をはじめ、さまざまな国籍の留学生や他大学の日本人留学生と深い交流をすることができ、目標を達成することができました。
留学先で学んだ学問について教えてください。
- 明治大学で学んでいる分野:総合系
- 留学先で学んだ分野:Public Speakingなど
留学先では、日本系学部・英語系学部の授業を履修しました。特に、英語専攻の学生と同じ授業を受講することは、良い刺激になりました。IELTSのスコアが8.0を超えているようなレベルの学生と週3回一緒に授業を受け、難解な課題が多々ありましたが、そのおかげで確実に成長することができました。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
多国籍なルームメートとの寮生活
6人部屋の寮で、多国籍なルームメートたちと4カ月間を一緒に過ごしました。全員が異なる国籍を持つ多様な文化背景で、全員が快適と思える雰囲気・ルール作りをすることは大変でした。しかし、コミュニケーションを密に取ることを意識し、その結果、何度も一緒に旅行をするほど親密な関係を築くことができました。


ベトナム文化を積極的に体験
誘いは断らず、興味を持ったことは何でもやってみるよう心掛けました。「せっかくベトナムに来たのだから、経験できることは全て吸収していく!」ということを意識して生活していました。初めて見る現地特有の料理を積極的に注文してみたり、民族衣装を着てみたり、自分の好奇心に従ってさまざまなことにチャレンジしました。


最後に
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
英語で自分の考えを正確に伝える力と、相手の言いたいことを読み取る力を伸ばすことができました。留学中のさまざまな場面で多様な人々と会話を重ねたことで、これらの力が向上しました。
後輩へのメッセージをお願いします。
留学を通して学業面も自分自身も成長させるためには、「留学における信念」を決めておくことが大切です。私は「何事も経験になる!」と考えていたので、困難や不安に直面した時も打ち勝つことができました。信念を持つことによって、充実した留学生活になると思います!

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