留学先 | フィンランド |
大学名 | 東フィンランド大学 |
留学プログラム名 | 四大学提携プログラム |
留学期間 | 2015年9月~2016年1月 |
出願時期 | 2015年2月ごろ |
留学準備について
留学を決めた時期はいつごろですか?
大学1年生の冬ごろに行われた留学説明会のときです。現地の中小企業を交えたセールスの授業を受けられる、四大学提携プログラムについての説明を聞いたときに参加したいと思い、留学を決めました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
英語を話せるか否かはアウトプットの回数によると考え、実際に話す機会が特に多い、政治経済学部の「ACEプログラム」を受講しました。また、「The Wall Street Journal」を毎日読むことでビジネスと時事的な知識、英語読解力を鍛えていました。
受験した語学試験があれば教えてください。
- 2014年4月:TOEIC 650点
- 2014年9月:TOEIC 750点
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由を教えてください。
このプログラムの、現地中小企業を交えた実践的なセールスの授業が受けられるという珍しい機会を提供されるところに魅力を感じたからです。また、日本との文化的交流が比較的少なく、ソーシャルゲームビジネスなどの先進国であるフィンランドでは、学べることが多くあると考えました。

留学することが決定した時期と、選考方法について教えてください。
2015年2~3月ごろに留学が決まりました。最初は書類審査があり、書類審査を通過すると、次は面接です。自分1人対、職員の方と日本人教授、外国人教授の3人で、英語で面接をして、主に志望理由を聞かれました。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
インターンシップをするなり、ビジネスに関係する洋書を読むなりしておくべきでした。ほかの留学生は商学部出身だったり、既にビジネス経験があったりすることから、付いていくのが大変でした。また、日本食を持って行くと、自分で食べられるのはもちろん、ほかの人に配ることもできるので良いと思います。
留学生活について
留学先で学んだ学問について教えてください。
- 明治大学で学んでいる分野:経済学
- 留学先で学んだ分野:ビジネス
最初から学び直す必要があったため、違う分野を学ぶのは非常に大変でした。しかし、経済学の理論とビジネスのつながりが見えてきた時は、ビジネスの知識がより腑に落ちて感動しました。何よりも、ビジネスはもともと大学で経済学と並んで学びたかった分野だったので楽しかったです。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことを教えてください。
修士の授業を受けた
フィンランド人の友人から、修士の授業のほうが学べるものが多いと聞き、コーディネーターの方と交渉して受講の許可をとりました。授業についていくのは非常に大変でしたが、周りの学生の考え方を学んだり、経営者の人たちの経験を聞いたりする機会に恵まれ、得られるものは多かったです。
休日にはイベントに参加・企画した
休日には、日本への進出に興味を示している企業と面会するカルチャーイベントに参加したり、ワークショップなどのイベントを友人と主催したりしました。イベントを主催していると、文化背景の差異から前提条件が異なるなど、予想通りでないことも発生し、行き当たりばったりで内心ヒヤヒヤすることもありましたが、なんとか無事に終えることができました。結果として、交友関係が広がり、楽しく過ごすことができました。
メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
国際色豊かな環境の中で、日本を外から見たことは、私の価値観に影響を及ぼしました。日本にいるだけでは決して得ることのない、いろいろな経験を通じて視野を広げることができました。また、現地の企業の方と接しているうちに、日本以外のビジネスの文化を知ることができました。
後輩へのメッセージをお願いします。
留学することは目的ではなく、手段であることを意識してください。今後もグローバル化の流れが止められない以上、日本国外の視点に触れることは必須になります。ただ、留学していれば必ず何かが得られるわけではありません。なぜ留学するのかを明確にして、意義ある経験をしてください。
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