留学先 | タイ |
大学名 | シーナカリンウィロート大学 |
留学プログラム名 | 協定留学 |
留学期間 | 2017年8月~12月 |
留学準備について
留学を決めた時期はいつごろですか?
大学入学時より留学に関心があり、先輩や先生方に相談すると、行くのであれば早い方が良いと言われたため、1年次の春学期には決断していました。秋学期が始まるとすぐに留学の募集が開始されたので、そのタイミングで申し込みました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
実際の会話で英語を使うことに不安があったので、大学で開講している「チャレンジ ! 毎日学べる実践英会話」という講座を受けました。月~金曜日に自分の都合の良い時間帯を選び、毎日40分間ネイティブの先生やほかの学生と英語で会話する講座です。1年次にこれを1年間受講したことにより、英語を話すことへの恐怖心は全く無くなりました。
受験した語学試験があれば教えてください。
- 2016年4月:TOEIC 585点
- 2017年2月:TOEIC 735点
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由を教えてください。
大学の単位や経済面を考慮して、協定留学を考えていました。農学部の協定校にはタイ、ハワイ、中国、台湾がありました。その中でも、タイは農業大国で経済発展がめざましく、協定先のシーナカリンウィロート大学の授業内容も、私が明治大学で勉強している内容に近かったため、この大学に決断しました。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
授業中は英語でしたが、現地の友人と本当に仲良くなるためには、タイ語が必要だったと感じています。タイでタイ語教室に通い、ごく初歩的なレベルまでは話せるようになりましたが、日本にいるときからもう少し勉強していれば、もっと深い内容を話せたのではないかと思います。しかし、生活面では、タイ語を使えなくても困ることは全く無いので、これは個人の考え方によります。
留学生活について
留学先で学んだ学問について教えてください。
- 明治大学で学んでいる分野:農業経済
- 留学先で学んだ分野:経済学
農業に関する授業はほとんどありませんでしたが、経済学を英語で学べたのは貴重な経験でした。受講したのは、主に1年生と2年生の授業です。授業内容は、私が明治大学で1年次に学んだ基礎的なことが多かったため、英語の授業でも十分に理解できました。

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことを教えてください。
統計学の授業で、グループプレゼンテーションに取り組んだ
統計学の授業で、学期の終わりに、学んだスキルのアウトプットとして、アンケートを集計し、それを分析したものを発表するグループプレゼンテーションの課題がありました。発表の中にダンスを入れたり、くすっと笑えるような要素を入れたりと、発表を準備する過程で友人と多くの時間を過ごし、より一層仲が深まりました。

タイ・クラビにある友人宅に5日間宿泊
留学を思う存分楽しみたいという気持ちが強く、授業以外では、友人とたくさんの時間を過ごしました。その中でも、帰国間際に、タイのリゾート地であるクラビに実家を持つ友人の家に、5日間お世話になった思い出はかけがえのない宝物です。タイ人の厚いおもてなしや、優しさを肌で感じました。


メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
留学中は、新しいことばかりで、文化や環境の違いを常に感じていました。しかし、それが充実感につながり、一度も嫌悪感を覚えたり、相いれないと感じたりすることは無く、現地での生活をすべて尊重し、受け入れることができました。自分の在り方や日本での生活を、外から客観視することができたと思っています。また、初めての一人暮らしで、家族や友人の存在の大きさをあらためて感じました。
後輩へのメッセージをお願いします。
留学は、ただ語学力や学力を向上させるだけではなく、まだ世の中をあまり知らない未熟な自分が、さまざまなことを身をもって体験できる貴重な機会だと思います。明治大学は、留学制度がとても整っているので、周りの環境が留学に前向きであるならば、果敢に留学に挑戦してほしいです。
MEIJI NOWに出演いただける明大生の皆さんを募集しています。大学受験や留学の体験記、ゼミ・サークルの活動をMEIJI NOWで紹介してみませんか?