2019.03.14

【留学どうだった?】「自主的な行動が必要とされたドイツ留学で、挑戦する力が身に着いた」小野緋里さん


明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は情報コミュニケーション学部の小野さんが、ドイツでの留学体験を紹介してくれます!
留学体験を紹介してくれた方小野緋里さん(情報コミュニケーション学部4年)

両親が以前ドイツに住んでいたこともあり、ドイツという国に漠然と興味を持っていました。そこで、学部間協定校にドイツが追加されたので迷わず応募しました。
留学先 ドイツ
大学名 ゲーテ大学
留学プログラム名 学部間協定留学
留学期間 2017年9月~2018年8月
出願時期 2017年2月

留学準備について

留学を決めた時期はいつごろですか?

ドイツが学部間協定に追加されたのが応募締め切りの数週間前だったので、そのとき(大学2年次の2月)に決めました。この学部間協定が追加される前は、留学したいという気持ちはそこまで強くはありませんでした。

ドイツ語の授業の学生たち

留学するために行った準備や勉強を教えてください。

私はドイツ語の知識がゼロの状態だったので、大学3年次の5月から8月まで毎日語学学校に通いました。

自習時の使用教材

『必携ドイツ文法総まとめ』、『新・独検合格 単語+熟語1800』

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由を教えてください。

単位認定されるというところが、学部間協定を選んだ一番大きな理由です。ゲーテ大学を選んだ決め手は、ドイツで一番大きな大学であることと、日本学科があることです。

ドイツ語の授業でのプレゼンテーション

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?

ドイツ語留学ではありますが、ある程度英語の勉強もしておいた方が、留学生の友人が作りやすいです。現地で調達しづらいものは、日本語で書いてある文法書、マスク、ヒートテック、化粧水・乳液(クリームは売っています)などが挙げられます。

留学生活について

留学先で学んだ学問について教えてください。

  • 明治大学で学んでいる分野:社会学
  • 留学先で学んだ分野:日本学

日本学部では日本の文化や歴史の勉強をするので、事前の知識がある程度身に着いていて、ほかの授業に比べると内容を理解しやすかったです。客観的に見た日本というものを学ぶことができ、新たな視点を身に着けました。

私のタンデムパートナー(ドイツ語を教えてもらう代わりに日本語を教えるパートナー)

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことを教えてください。

積極的に人と交流した

時間があればとにかく人と交流しました。国籍関係なく、旅行をしたり、ご飯に行ったり、一緒にゼミを開いたり、アルバイトをしたり。さまざまな背景を持つ人と交流することで、新たな価値観を手に入れることができたと思います。

旅行をしてさまざまな人との交流を図る学生団体に入りました

常にドイツ語に触れる

常にドイツ語に触れているようにしました。理解できなくても良いので、部屋にいるときはラジオを聴いたり、新聞や本を読むようにしました。

勉強のために時々読んでいた新聞"Frankfurter Allgemeine"

メッセージ

留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?

私は留学を通して挑戦する力を身に着けました。特に初めは、その土地も知らなければ知り合いもいないという状況だったので、すべて自主的に行動を起こさなければいけませんでした。かなり苦しかったですが、この経験のおかげで、今では何にでも挑戦できる気がします。

後輩へのメッセージをお願いします。

留学中大変なことがあるのは事実ですが、確実に多くのことを学べます。私にとって、この1年は今までの人生で一番充実した年となりました。人には伝えきれない、貴重な経験をぜひ皆さんにもしてほしいです。

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