留学先 | アメリカ |
大学名 | 南ユタ大学 |
留学プログラム名 | 交換留学 |
留学期間 | 2018年8月~2019年5月 |
出願時期 | 2017年11月 |
留学準備について
留学を決めた時期はいつごろですか?
ジェンダー学について研究するためにアメリカでの留学を志すようになりました。初めての海外生活であったネパールの小学校でのボランティア経験が長期留学を目指すきっかけになりました。現地NPO事務局次長の方からの女性差別に関するお話や、世界経済フォーラム主催の男女平等ランキングにおいて日本がネパールよりも下位であると知ったことをきっかけに、女性の生きにくさについて問題意識を持つようになったからです。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。
留学生や外国人の友人に英語での会話に付き合ってもらうなどして、会話は慣らしていきました。もともと長期留学には行きたかったので、1年生のころから英会話教室にも通っていました。IELTS対策としては、授業のネイティブの先生にライティングの個別指導をお願いするなどしていました。
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由を教えてください。
交換留学は、長期留学の中で一番コストがかからないことと単位交換制であることが魅力的だったので、目指すようになりました。また、明治大学からのサポートがしっかりしているので安心感があることも理由の一つです。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
みそ、しょうゆ、日本酒、みりんさえ持っていけば、何かしらの日本食は友人に振る舞えるので、持っていくことをお勧めします。現地でも買えますが、日本と比べて約5倍高いです。
留学生活について
留学先で学んでいる学問について教えてください。
- 明治大学で学んでいる分野:文学
- 留学先で学んでいる分野:ジェンダー学、文化人類学など
分からないことがあっても、同級生や先生に聞けば教えてくれるので問題ありません。大切なことは、受け身にならずに何でも自分から挑戦することだと思います。学びたいことがあれば、躊躇せずに飛び込んでみて、たとえ失敗したとしてもくじけないメンタルが自分を強くします!

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことを教えてください。
小学校でのアシスタントボランティア
小学校でアシスタントボランティアになりました。教室に潜むジェンダー問題を研究することや、日本、アメリカ、ネパールの教育現場の違いを肌で感じることを目的に活動しています。校長先生に自らお願いして受け入れていただいたボランティアなので、やりがいを感じます。

カリフォルニアで一人旅
冬休みに夜行バスやホステルを使って、カリフォルニアで一人旅をしました。ホステルで出会った人との旅行は良い思い出になりました。その場で出会った人と観光やハイキングをするのは勇気がいることですが、良い経験になりました。

メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
何事も失敗やリスクを考えずに、とりあえずやってみる精神が養われたと思います。英語で授業を受けることや、小学校でのアシスタントボランティア、一人旅などへの挑戦から、やってみてどうにもならないことは無いことを学びました。やりたいと思っていても、やらないのが一番もったいないです。まずは飛び込んでみて、困ったらそのときに考える、これくらいの気持ちがフットワークを軽くすると思います。

後輩へのメッセージをお願いします。
留学先は、バスや地下鉄、ウーバーもないド田舎ですが、さまざまな国からの留学生や優しい教授、担当教員、可愛い生徒たちに恵まれて充実した生活を送っています。留学は準備段階から一筋縄でいかないことばかりですが、すべて自分の成長につながります。最後の1日まで成長し続けられるように頑張ります。
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