2019.08.21

【留学どうだった?】「異なる背景を持つ人々との交流からさまざまな価値観を学ぶ」重冨克徳さん


明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は政治経済学部の重冨さんが、シンガポールでの留学体験を紹介してくれます!
留学体験を紹介してくれた方重冨克徳さん(政治経済学部4年)

留学先 シンガポール
大学名 南洋理工大学
留学プログラム名 学部間協定留学
留学期間 2018年8月~2019年5月

留学準備について

留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?

短期留学の経験から、より長期間での海外滞在をしたいと思ったことがきっかけです。交換留学生として長期間の海外経験をできるチャンスを逃したくないと考え、大学2年次の9月ごろに留学校を決定しました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。

留学先を決めた9月から締め切りの1月までの間に、IELTSのwritingでband6のスコアを取得する必要があり、その試験対策をしました。

IELTS対策に用いた教材

受験した語学試験があれば教えてください。

TOEIC

  • 2016年4月:715点
  • 2018年4月:905点

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?

明治大学で東南アジア政治経済を専攻していたため、留学先で学べる分野が近いと考えたからです。また、南洋理工大学では世界各地から1000人を超える留学生が勉強していて、多文化の中で生活をすることができると思い選びました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?

語学力の強化が必要であると感じます。現地の学生と対等に議論するためにはかなりの語学力が必要で、事前にもっと勉強しておけばよかったと思う場面がありました。 シンガポールでは日本で売られている商品はほとんど手に入ったので、特に不自由はありませんでした。

留学生活について

留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?

シンガポールの多文化社会を理解することを一つの目標としていました。シンガポールでは、授業や実際の生活の中で、さまざまな背景を持つ人々が譲り合って暮らしていることが分かりました。同時に経済を支えている出稼ぎ労働者の待遇の悪さなど、社会の問題点も多く知ることができました。

留学仲間とバンコクを旅行した時の1枚

留学先で学んだ学問について教えてください。

  • 明治大学で学んでいる分野:東南アジア政治経済
  • 留学先で学んだ分野:移民政策、行政の電子化、メディアと政治、中国外交など

背景知識が乏しかったので、不足している情報を学ぶことが必要でした。しかし、日本の大学では扱われないような情報に触れることができ、とても有意義でした。

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?

エピソード1

日本経済新聞を見て気になった現地企業のCEO(最高経営責任者)にインタビューをしました。 日系のフィンテックスタートアップ企業の取り組みを知り、感動したからです。シンガポールの国土面積の小ささゆえ、会いたい人にすぐに会えるという好条件を生かすことができました。

シンガポールの金融街

エピソード2

東南アジアに滞在していた明治大学の学生・卒業生を訪問し交流を深めました。ベトナム・タイ・マレーシアに飛び、現地に滞在する明治大学関係者と、その国の情勢や生活について情報共有をしました。

バンコクで学ぶ明大生と再会した時の1枚

メッセージ

留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?

さまざまな背景を持つ人間が共生する社会で生活し、職業観・人生観を多角的に考えられるようになりました。違いを当たり前に感じ、他人からの評価を気にせずに生きてもいいと思えるようになりました。

後輩へのメッセージをお願いします。

私は留学生活を通じて、異なる背景を持つ人々と交流し、一緒に生活をする中でさまざまな価値観を学びました。それらの価値観により、人生をより多面的に見ることができるようになりました。皆さんもぜひ明治大学の留学プログラムを利用し、海外で多くの出会いを経験してください。

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