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世界で学ぶ!
2021.01.12

【留学どうだった?】「ドイツの言語や文化はもちろん、授業では英語で専門科目も学んだドイツ留学」六渡千紗さん

明大生が、体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は学部の六渡さんが、ドイツでの留学体験を紹介してくれます!
留学体験を紹介してくれた方六渡千紗さん(商学部4年)

留学先 ドイツ
大学名 ブレーメン経済工科大学
留学プログラム名 学部間協定留学
留学期間 2019年3月~2020年2月

留学準備について

留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?

海外への漠然とした憧れから、大になったら留学をしたいと考えていました。短期の語学研修を2回経験しましたが、物足りなさを感じ、大学2年次の秋頃に長期留学を決めました。

中央広場

留学するために行った準備や勉強を教えてください。

特別なことはしませんでしたが、大学でのドイツ語のを大切にしていました。特に、1年次の秋から受講したプラスワン(約15名の少人数制クラスで、自主的に受講する授業)の授業では、ドイツへの留学という同じ目標を持つ友人を得ることができ、留学へのモチベーションを高めることができました。

留学前と留学中に使用していた参考書

した語学試験があれば教えてください。

独検3級

  • 2017年10月

TOEIC

  • 2017年10月:875点

Goethe Zertifikat A2

  • 2018年3月

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?

第二外国語であるドイツ語と同時に、英語で商学系の専門科目を学べるという点に魅力を感じたからです。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?

日本語で書かれた書。あとは、だしや粉末調味料など簡単に日本料理を作ることができるものを持っていくといいと思います。

留学生活について

留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?

目標は、「ドイツ語力の向上と現地での生活を通して多様な文化に触れること」でした。WG(シェアハウス)での生活や現地の友人たちのおかげで、語学力はもちろんさまざまな考え方に出会い、興味関心の幅や視野を広げることができたと思っています。

Erasmusの

※Erasmus=The European Community Action Scheme for the Mobility of University Studentsの略。EUにおける学生の流動化を目指す制度。

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?

ドイツ人学生とのタンデムを通じ、生きた表現を学ぶ

ドイツでは、タンデムという言語を教え合うシステムがよく知られています。私も現地の学生と毎日のようにタンデムをして、教科書だけでは学べないような同世代の使う表現を知り、ますますドイツ語を学ぶ面白さを感じるようになりました。

タンデムの前に昼食を一緒に

英語で専門科目を学ぶ

日常生活ではドイツ語をメインに使用していたため、授業では英語を使わなければならない環境に身を置こうと思い、主にグループワークで構成される授業に参加しました。つたない英語ではありましたが、グループの一員としての役割を果たせたことで自信になりました。

チームメンバーとManagement Business Gameの授業にて

メッセージ

留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?

現地での生活はすべてが新鮮で毎日新しい学びがあり、本当によい経験になりました。また、ドイツだけではなく世界各国からの留学生たちと関わり、彼らの考え方を知ることで、自分の将来について選択肢を広げて考えることができるようになりました。

メンザ(学食)で勉強中

後輩へのメッセージをお願いします

私は4年次という遅めの時期に留学をしましたが、早い段階で海外を経験することは、帰国後の大学生活をより充実したものにする一助になると思います。大きな目標がなくても、異文化の中で生活することは何かしら自分の価値観を変えてくれます。ぜひ機会を逃さず、挑戦してみてください。

ブレーメンのクリスマスマーケットの様子
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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