留学先 | アメリカ |
大学名 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校 |
留学プログラム名 | カリフォルニア大学サマーセッションズ |
留学期間 | 2019年6月~9月 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
もともと英語が好きで、大学に入学したら英語圏に長期滞在したいと思っていました。留学を決めたのは1年次の10月ごろで、本物の英語に触れないと学んでいる意味がないと思い、プログラムを探し始めました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
単語や文法よりも、コミュニケーションの取り方や現地のマナーを知ることに重点を置きました。保険や留学先の国のルール、一般常識は知っておくととても便利です!
受験した語学試験があれば教えてください。
TOEIC(試験名)
- 2018年12月:760点
- 2019年 4月:800点
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
都会育ちなので留学先も都会がいいと思ったこと、多くの文化に触れたかったことなどがあり、世界中の人々が集まるロサンゼルスに行こうと決めました。サマーセッションズを選んだ理由は、ロサンゼルスの夏を満喫しつつ、夏休みに勉強するような意識の高い人たちの中で刺激を受けてみたいという思いがあったからです。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校は校舎がとてもきれいで、きつい日があっても「このキャンパスで勉強できているんだ!」と思うことでモチベーションを保つことができました。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
ロサンゼルスは思ったよりも寒かったので、初日に厚い布団とパーカーを買ってしまいました。現地の天候や気温について、細かく調べておくべきでした。
電気ケトルを持っていくか、現地で買うことをお勧めします。一息つきたいときに周りにお湯がないことが多く、カップ麺や味噌汁は売っていてもお湯がなくて困ったことが多々ありました。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。
留学の目的は、質の高い授業や学生に触れることで、学びに対する意識や異文化に対する自分の見方を変え、スムーズにコミュニケーションを取れるようになることでした。また、アメリカで日本文化がどう見られているのかについても興味がありました。
留学して間もないころ、分からないことが多くあった時期に、日本が好きな友人が話しかけてくれて、車で美術館に連れて行ってくれました。その時の景色を見て心が落ち着いたことで、現地でも伸び伸びと生活できるようになりました。
留学先で学んだ学問について教えてください
- 明治大学で学んでいる分野:語学系、社会学系など
- 留学先で学んだ分野:第二言語取得について、グローバリゼーション、日本文化の分析
明治大学で学んでいる分野とは別の分野を学びましたが、自分が興味のある授業を選べるので問題はなく、授業を嫌だと感じることもありませんでした。アメリカ人の視点から物事を学ぶという日本ではできない経験をしたのは、貴重な機会でした。
後期は前期よりも難しい授業を取っていたので、勉強もハードになり大変な日々もありましたが、先生が授業でパーティをしてくれたり、私の相談にも真摯に乗ってくれたりしました。私の留学生活を支えてくださった先生です。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
イングリッシュサークルに入りコミュニケーション能力を高める
「とにかく自分から動く」ということを意識したので、授業のほかにイングリッシュサークルに入り、いろいろな国の人と他愛のない話をしてコミュニケーション能力を極めました。そこで仲良くなったアメリカ人、中国人の友人とサンタモニカに遊びに行きました。
趣味の映画とアメリカン・コミックを本場のアメリカで満喫
学術的な興味のほかに、個人的に好きなものについても探求できる時間を作りました。私は映画とアメリカン・コミックが好きなので、ハリウッドはもちろん、アメリカン・コミック専門のショップを探したり、「ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント」のスタジオツアーに参加したりしました。普段輸入品として見るものを本場のアメリカで実際に見たり触れたりできたことは最高でした。勉強だけでは息が詰まってしまうので、趣味にささげる時間があってもいいと思います。
メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
世界を見る目が変わりました。それまでは英語が好きと言っても海外に壁を感じてしまっていましたが、「文法が間違っていても思っていたより伝わる!」「文化が違っても共通のことで笑える!」など、海外をより近くに感じられるようになり、さらに異文化に積極的に触れて知りたいと感じるようになりました。
後輩へのメッセージをお願いします
世界がこのような状況でいつ自由に海外に行けるようになるか分かりませんが、「留学したい!」と思っているなら、今からでも行きたい国、プログラムを探しておくことをお勧めします。「留学したかったな……」で大学生活が終わってしまってはもったいないですし、どんな形であれ留学は価値観を変えるきっかけになります。自分から動かないと何も始まらないので、思い立ったらまず行動をして、大学生活をより豊かなものにしてください。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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