留学先 | ブラジル |
大学名 | サンパウロ大学 |
留学プログラム名 | 学部間協定留学 |
留学期間 | 2020年2月~2020年12月 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
スポーツ法という分野を学んでおり、LGBTに関するルール作りを研究しています。日本でLGBTに関してさまざまな観点から学ぶことは難しいと考え、留学を決めました。中でも、LGBTに関する賛否双方の意見やそれに対する法的措置を学ぶことができるブラジルを選びました。2年次の秋から冬にかけて留学を決心しました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。
他大学の社会人講座にてポルトガル語を習得しました(週2回、100分)。また、学会で専門知識を習得したり、書籍でブラジル法への理解を深めたりしました。

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
南米屈指の名門大学の法学部で学ぶことができたからです。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
真夏でもとても寒くなる日もあるため、ある程度の防寒具は持っていったほうが良いと感じました。また、趣味関連の道具を持っていくと現地でも行うことができ、大学生活以外のコミュニティーにも参加できるのでお勧めです。私は剣道の防具を持っていきました。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
幅広く多角的な視点でスポーツ法やLGBTについて理解を深めることと、他国の法律を現地で深く学ぶことを目標としていました。ブラジルの基本的な法律や差別についての講義を受講し、スポーツ法に関する研究チームに参加することで、達成できたと思います。

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
法律についての理解を深める
大学の講義以外にも、法律事務所で研修をしてもらったり、現地学生の研究チームに参加したりしました。また、専門家の方々向けの勉強会にも参加して、ブラジルの法律について理解を深めることができました。

たくさんの方々にお会いする
ブラジルで活躍されている明治大学の先輩方にお会いすることができました。また、複数の道場で剣道をすることもでき、ブラジル人の剣士の方々にもお会いすることができました。
他にも駐在員の方々のサッカーチームの練習に参加し、現地の学生や彼らの友人、弁護士の先生方のほかにもたくさんの方々にお会いし、さまざまなお話を伺うことができました。

メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
当初計画していたこと以外にも、街中のさまざまなところで日本では経験することのできない多様性を感じることができました。また、国際的な条約に関しても日本で学ぶものとはまったく異なる視点での考え方にも触れることができ、法律の見方の幅も広がりました。
後輩へのメッセージをお願いします
まずは説明会行くことや大学の職員の方に相談にいくことから始めてみると良いと思います。ブラジルへの留学と聞くと不安を感じるかもしれませんが、気をつけていれば大丈夫です。日本では感じることのできない考え方や文化に触れることのできる国なので、とても良い経験ができると思います。

※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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