留学先 | タイ |
大学名 | タマサート大学 |
留学プログラム名 | 学部間協定留学(授業料免除型) |
留学期間 | 2019年8月~2020年5月 |
卒業高校名 | 私立明治大学付属明治高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
きっかけは、私が小学6年生の時に姉が交換留学をし、自宅にカナダ人学生のホームステイを受け入れたことです。その後、高校1年生の時に初めてカナダに2週間留学をしました。しかし、全く英語が話せず悔しい思いをし、大学で長期留学に挑戦しようと決心しました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
【英語】
<大学1年次>
・政治経済学部主催「ACEプログラム(英語実践力特別強化プログラム)」受講
・政治経済学部主催「タイ短期留学プログラム(相互派遣)」参加(8月)
・英会話教室に通学(3カ月間)
・「ペンシルベニア大学ELP アカデミック英語プログラム」参加(春休み)
<大学2年次>
・リバティアカデミー主催TOEIC対策講座受講
・政治経済学部主催「トップスクールセミナー(国内留学体験)」受講
【タイ語】
<大学1年次>
・グローバル人材育成プログラム「東南アジア理解講座」受講(秋)
受験した語学試験があれば教えてください。
TOEIC L&R
- 2018年4月:575点
- 2019年6月:835点
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
留学生向けの政治に関する授業が豊富にあり、歴史的・政治的背景により「自由」を重んじる校風に引かれたからです。また、キャンパス周辺に王宮やチャオプラヤー川があり、異国情緒溢れる雰囲気にも魅力を感じました。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
基本的に日用品はなんでも手に入ります。室内は冷房がかなり効いているので、持ち歩ける上着(カーディガンのようなもの)や膝掛けがあると便利です。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
語学力の向上はもちろんですが、それ以上に精神的に成長する事を目標にしていました。結果として、毎週大量の課題をこなす中で、語学力・忍耐力が身に付きました。生活面でも、海外での一人暮らしや街中で英語が通じない日々を送る中で、自ら考え解決する能力が鍛えられ、どこでも生き抜く精神力や自信が身に付きました。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
CLMV学生会議に参加
明治大学アセアンセンターで行われた「共創FDワークショップ・CLMV学生会議」に参加し、3日間東南アジアの学生とSDGsについて議論・発表を行いました。言語や知識に差があるメンバーと共にグループ活動を行うことの大変さを感じるとともに、より密にコミュニケーションを取ることの大切さを学ぶことができました。ここでの経験はその後の留学生活でも生きましたし、各国に友人ができたことも自分にとっての財産となりました。
東南アジアへの一人旅に挑戦
後悔のない留学生活にするために、「やりたいことに貪欲に挑戦する」と決め、タイ語の勉強やスラム訪問、東南アジアへの一人旅などに取り組みました。一人旅では、タイ国外の4カ国を訪れ、各国の文化や宗教観の違いを肌で感じました。一から全て自分で調べ、危機管理も一人で行うという大変さがありましたが、現地の方々の優しさに助けられ、とても良い思い出になりました。
メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
さまざまな国の学生たちと交流し、多様な価値観に触れることで視野が広がり、多様性を受け入れる能力が身に付きました。同時に、他人と比べるのではなく、自分の考えや軸を持つことの大切さも学ぶことができました。
後輩へのメッセージをお願いします
新型コロナウイルスの影響で、思うような学生生活を送れていない方も多いのではないかと思います。私自身も、コロナの影響で緊急帰国をし、最後の2カ月はオンラインで授業を受けました。しかし、常にその時のベストを選択すれば、自然と後悔も少なくなります。
まだ海外には行きづらい状況ですが、現地留学・オンライン留学ともに違った良さがあり、自分のやり方や向き合う姿勢次第でいくらでも学びや成長があると思います。ぜひ、今からコツコツと準備・計画を行い、自分の目標や夢に向かってチャレンジしてください!応援しています!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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