卒業高校名 | 都立小松川高等学校卒業 |
在学中の留学先・大学名 | カナダ ビクトリア大学 |
在学中の留学プログラム名 | ISIBM(International Summer Institute for Business Management) ※ISIBMの詳細は、こちら。 |
在学中の留学期間 | 2017年7月~8月 |
その他 | 4年次にスタンフォード大学/ペンシルバニア大学へトップユニバーシティ留学予定が、コロナ禍により中止。 ※明治大学学生海外トップユニバーシティ留学奨励助成金については、こちら。 |
現在の所属 | オーストラリアのメルボルン大学経営大学院 現在、メルボルン大学Master of Management (Marketing)に所属。2年目。 |
ISIBMの留学準備について
留学に興味を持ったきっかけは何ですか?また、留学を決心した理由と、その時期は?
当時は入学直後であったこともあり、提示されている機会に対するモチベーションの高さと自分の英語力に対する自信から、腕試しのつもりで留学に参加しました。 後々、在学期間中に長期留学を行う予定だったので、語学留学ではない短期留学で自身の環境に対する適応力を事前に測ることも目的でした。
留学するための準備や勉強を、時期も添えて具体的に教えてください。
もともとスピーキングは得意だったので、留学のための準備は特に行いませんでしたが、英検準1級や1級を取得する過程で単語の暗記などの勉強は、後々役に立ちました。スピーキングが得意だった理由としては、中学生の頃から海外の学生と電話やチャットなどで、ほぼ毎日交流していたからです。
留学先の大学・留学プログラムを選んだ理由は?
明治の学生ポータルに、ISIBMの奨学金に関する掲載があり、その翌日にチラシがGREATの講義中に配られたため興味を持ちました。TOIECの点数が条件に足りていたため、ISIBMに応募することができました。
受験した語学試験があれば教えてください。
TOEIC
- 2017年4月:795点
ISIBMの留学生活について
留学中はどのようなことを目標として留学しましたか?また、それは達成できましたか?
自分が日本とは異なる授業スタイルで、どこまで成績を出すことができるのかを知ることが目標でした。 また、自信があったとはいえ、それが実際にアカデミックな環境において、どれほど現実との乖離があるのかを知ることも目的でした。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
講義の内容は、できるだけその日に覚えきること。
一日あたりの講義の時間は非常に長く、かなり詰まったスケジュールでしたが、必死に復習を行いました。
イベントに参加し、多くの知人や友人を作ること
できるだけ全てのイベントに参加し、多くの知り合いや友人をつくることを意識しました。
卒業後のメルボルン大学経営大学院での留学生活について
現在の大学院を選んだきっかけは?
東アジア地域から近く日本との時差もほぼない上、英語圏の特性から海外の学生のみならず、世界中の人々が集まるオセアニア最大の多文化社会だからです。また、ビジネス系統の学問においては、ブランディングが特に発達しており、実際の企業と提携したさまざまなケーススタディを通じて、講義で学習するセオリーやコンセプトなどを扱うことができる点にも引かれました。
現在の大学院で特に取り組んでいることや目標を教えてください
私の所属している経営大学院は、MBAに近い修士であるため、研究よりも「ケーススタディ」がメインですが、現在は講義の傍ら、現地のコンサルティング会社やそのクライアントと共に、彼らの抱える実際の経営課題を解決するためのワークに参加しています。
今後の目標は、研究課題である「スタートアップ企業のブランド理論策定」に関して、より正確な統計を出せるようなデータ収集を行いたいと考えています。
進学前に想像していたよりも、大変だと感じるところは?
オーストラリアの講義に関しては、80%以上の成績をとることが本当に至難の業です。どんなに時間をかけて勉強しても、75%を少し超える成績がとれるかどうかなので、レベルが高いと感じます。
趣味、モチベーション維持の方法を教えてください。
趣味は、アンドロイドアプリの開発です。モチベーションの維持は、「To Do List」を作成して、消化することです。
メッセージ
海外の大学院への進学を経験して、今後の目標(キャリア)をどのように感じていますか?また、それに向けて努力していることを教えてください。
日本とは異なる他国における社会の活力は、見えないようで明瞭に浮かび上がるように感じ、それは社会だけではなく学問分野においても同様だと思います。その様な社会においては、多くの学生が「主体的に学問を学び、それらを自身の目標を達成するための糧にしよう」という強い意思と志が、ひしひしと感じられます。
彼らと共に勉学に励むことで、学問の本来の役割を認識できたので、卒業後のキャリアの中でも続いていくであろう「終わりなき勉学」に、今後も励んでいければと考えています。
明大生・受験生へのメッセージをお願いします。
明治大学は、「求めるものは与えられる」他にはない特別な大学だと思います。皆さんが、何かを求めて学習し、成し遂げようとするたび、明治大学はそれを達成する機会やチャンスを提示してくれます。知を求め探求を楽しむ皆さんの前に、明るい未来が訪れることを心から祈っています。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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