留学先 | イギリス |
大学名 | ロンドン大学 アジア・アフリカ研究学院(SOAS) |
留学プログラム名 | 大学間協定留学 |
留学期間 | 2021年9月~2022年6月 |
卒業高校名 | 新潟県立十日町高等学校卒業 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
小学校時代の先生の影響でアフリカに興味があり、大学1年次にウガンダで小学校教師のボランティアを経験しました。その際にアフリカの歴史や、国際協力についての知識がないことを痛感しました。この頃、それらの分野で有名な協定校があることを知ったため、留学することを決心しました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
・IELTSに向けた学習(大学1年次の秋~大学2年次の秋)
特にライティングがSOASの基準に届かず、3度目の受験でようやくクリアすることができました。ライティングは、英語の先生や添削アプリを頼りに精度を高め、表現方法をまとめたノートを作ったことが効果的でした。
受験した語学試験があれば教えてください。
IELTS
- 2019年11月:Overall 6.5 (Listening 6、Reading 7、Writing 6、Speaking 6.5点)
- 2020年 9月:Overall 6(Listening 6、Reading 6.5、Writing 6、Speaking 5点)
- 2020年10月:Overall 7(Listening 7、Reading 7、Writing 6.5、Speaking 6.5点)
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
私が学びたかったアフリカ学や国際開発学の分野で、世界的にも有名な大学だったからです。また、過去にアフリカの国々を植民地としていたイギリスで学ぶことで、さまざまな視点からアフリカを知ることができると思い、希望しました。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
- ブリティッシュアクセントの英語に耳を慣らしておくこと
- スーツ(就職活動、海外支社訪問時に使用)
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
目標:アフリカ諸国の歴史的背景や国際協力の在り方について理解を深めること。
結果:帰国後、国連ユースボランティアとしてエジプト国連開発計画で5カ月間活動し、留学での学びを実践に結びつけることができました。
留学先で学んだ学問について教えてください
- 明治大学で学んでいる分野:経営学、公共経営学
- 留学先で学んだ分野:アフリカ史、国際開発学
留学先で初めて学ぶ科目は1年次向けの授業を履修しました。基礎から学ぶことができて、クラスの仲間とも同じ目線で勉強することができたので、とても良かったです。また、アフリカ史と国際開発学は植民地政策の観点でリンクする点が多くあったため、双方の授業から学びを深めることができました。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
街はランニングで開拓!
早朝や夕方に1時間程度ランニングをしていました。毎回違った美しい風景を見つけることができて、とても楽しかったです。特にビッグ・ベンは何度見ても圧巻で、お気に入りのコースでした。
日本文化を発信!
日本語教室のボランティアをしたり、日本食を一緒に楽しむなど、現地の友人と文化交流をしていました。日本食レストランでは、抹茶や日本酒がとても人気でした。ひな祭りには、私の地元名物のそばいなりや、ちらしずしを作りました。
メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
留学を通して、自分で問題を解決する力が身に付きました。寮の手続きや派遣先大学への申請などで、連絡が全く返ってこないことや、自分から念を押しに行かないと動いてくれないことがよくありました。このような経験から、相手任せな考えは捨てて、主体的に問題を解決するようになりました。
後輩へのメッセージをお願いします
私は留学生活が大学4年間の中で一番濃く、楽しく、出会いのある1年になりました。留学はきっと皆さんにとっても、かけがえのない経験になります。これから留学に挑戦される方は、ぜひ明治大学のあらゆる海外留学支援制度を使い倒してください!本当に充実したサポートなので、安心して挑戦してください。応援しています!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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