
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は経営学部の伊東さんが、スペインでの留学体験を紹介してくれます!
留学先 | スペイン |
大学名 | IE大学 |
留学プログラム名 | 学部間協定留学 |
留学期間 | 2022年9月~2023年5月 |
卒業高校名 | 鹿児島県立鶴丸高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
海外在住経験のある両親の影響で、幼少期から外国で長期間生活することに憧れを持っていました。中学生の頃から、さまざまな価値観に出会い、視野を広げるために、「いつか留学をしたい!」と考えていました。
コロナ禍で思うような学生生活を送ることができていなかった大学1年次の夏ごろに、留学について再び考えるようになりました。そして、時間が取りやすい学生のうちに留学を経験し、「自分自身を変えたい!将来につなげたい!」と強く思ったため、最終的に2年次の夏に留学先を決定しました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。
大学入学当初から留学出発前の学期まで、経営学部のGREATプログラム(※)に参加し、英語の授業を受講したことに加え、学部間協定留学の応募前には、TOEFL iBTの演習問題を解いたり、大学で開講されたSpeakingやWritingの講座に参加したりしました。留学決定後は、オンライン英会話を受講したり、スペイン語の語学学校に通ったり、大学でスペイン語の授業を追加で履修するなど、さまざまな準備をしました。
※明治大学経営学部グローバル経営人材育成トラック(GREAT):Global Resources English Applied Track。将来、海外留学や国際ビジネス分野での活躍を目指す学生のための4年間のカリキュラム。特別編成の少人数クラスで実践的な英語スキルを身に付けながら、英語による授業科目で教養や専門知識を学ぶ
受験した語学試験があれば教えてください。
TOEFL iBT
- 2021年8月(2回受験)
- 2021年9月

留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
当初は経営学部のデュアルディグリー・プログラム(※)を目指していましたが、準備不足で英語のスコアが足りず断念し、所持しているスコアと渡航時期、留学期間を元に、他の留学制度や留学先を検討しました。そして、起業家精神の教育に力を入れ、多様性の特色を持つIE大学を見つけ、「ここなら自分の目指しているキャリアに要求される素質を身に付けることができる」と感じたため、IE大学を選択しました。
※明治大学経営学部デュアルディグリー・プログラム:明治大学経営学部での2.5年間、ヴィクトリア大学グスタフソン・ビジネス学部での2.5年間、計5年間で経営学士と商学士の両方を取得できるプログラム
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
日本の文化、特にアニメーションや漫画について関心を持つ友人が多かったので、知識があればもっと話す機会が増えただろうと感じました。また、日本の歴史や政治、国際的な政治や関係について友人と話す機会も多かったので、もう少し準備しておくべきでした。
また、日頃から使っている薬、眼鏡や電圧変換プラグなど、なくしたり壊れたりすると困るものは、現地で手に入れることが難しいので、多めに準備したりスペアを用意することをお勧めします。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
語学力の向上に加え、自分が目指しているキャリアに必要だと考えている国際力や起業家精神を身に付けること、そして臆病な自分自身を変えることを目標にしていました。授業や大学内でのイベントへの参加、さまざまなバックグラウンドを持つIE大学の学生との交流を通して、国際力や多様性、起業家精神について、自分に何が不足しているのかを含めて理解を深め、少しずつ身に付けることができました。また、留学前と比較すると、自信を持って新しいことに挑戦できるようになりました。

留学先で学んだ学問について教えてください
- 明治大学で学んでいる分野:経営学
- 留学先で学んだ分野:経営学
スペインでも同じ分野について学びましたが、同じマーケティングの授業でも、授業形式が違ったので、より実践的な内容を学んだり、グループワークで実際にブランドを作ったりなど、さらに学びを深めることができました。日本では学んでいなかった起業家精神やベンチャーについての授業は、みんなに追いつくのが少し大変でしたが、予習をしたり先生に質問をしたりすることでカバーすることができました。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
焦らず着実に、現地での交流を重ねる
環境の変化や、思うように語学力が上がらないことで、気持ちがふさぎ込んでしまった時期もありましたが、気持ちを切り替えて、授業や大学で開催されるイベントなどを通して、現地の学生や他の交換留学生と交流するようにしていました。

残った時間を意識して行動
留学後半は、残りの限られた時間を意識するようになり、授業内での発言やグループワーク、現地の学生や他の交換留学生との交流などで、今までより積極的に行動したり、新しいことに挑戦したりするように心掛けていました。

メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
留学を通して、さまざまな困難や悩みを抱えながらも、これを乗り越えることで、以前よりも自分に自信が持てるようになり、新しいことを前向きに捉えて挑戦できるようになりました。また、学生のうちに、友人たちとの良い出会いや長期の海外生活を経験できたこと、応援して送り出してくれた家族や友人に感謝しています。

後輩へのメッセージをお願いします
留学は、学生生活の中でも一番の、将来を変えるような、自分の人生にとって大きく充実した経験になりました。明治大学には多くの留学制度があるので、少しでも興味のある方は、自分に合った留学先を見つけて、ぜひ充実した学生生活を送ってください!
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