
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は文学部の小笠原さんが、ドイツでの留学体験を紹介してくれます!
留学先 | ドイツ |
大学名 | バンベルク大学 |
留学プログラム名 | 学部間協定留学 |
留学期間 | 2023年4月~2023年7月 |
卒業高校名 | 埼玉県立大宮高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
高校2年次に交換留学プログラムに参加し、ドイツで2週間ホームステイをしました。その際に、ドイツの文化や美しい街並みに引かれ、「大学入学後は、ドイツ語を勉強した上で再びドイツに留学をしよう!」と決めました。当初は、就職活動などと重ならないよう2年次に留学しようと考えていましたが、コロナ禍の状況や自分のドイツ語のレベルを考えて、3年次で留学することにしました。

留学するために行った準備や勉強を教えてください。
ドイツ語の勉強に関しては、大学の授業以外に、ドイツの国際放送事業体「Deutsche Welle(ドイチェ・ヴェレ)」が提供しているドイツ語学習者のためのコンテンツを利用して勉強していました。また、ドイツ語で映画やYouTubeも見ていました。留学に向けては、2年次にドイツ語技能検定を受験しました。
受験した語学試験があれば教えてください。
ドイツ語技能検定試験
- 2022年6月:3級
- 2022年12月:2級
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
協定校の中でも、バンベルク大学は受けてみたい授業が多くあり、世界遺産都市である街並みも美しかったので、「ここで学びたい!」と思い選びました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
大学の授業中に、日本の歴史や文化、現在の政治について聞かれることが多かったので、留学先の国についてだけでなく、日本に関する知識をもっと増やしておくべきでした。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
ドイツで生活し、ドイツ語で授業を受けることで、ドイツ語力を向上させることを目標としていました。留学先には日本人がほとんどおらず日本語を話す機会がなかったこともあり、日本では経験できない環境でドイツ語力を向上させることができました。留学期間の終わり頃に映画館へ行き、字幕なしで映画を見ましたが、その際に自分のリスニング力が上がったことを実感できたので、とてもうれしかったです。

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
ボランティア活動に参加し、難民キャンプの子どもたちと交流
難民キャンプに住む子どもたちをサポートするボランティア活動に参加しました。ドイツでボランティア活動に参加することを目標の一つにしていましたが、なかなか短期で参加できるものが見つからず、1カ月以上探しました。ボランティア活動では、ジョージア出身の子どもたちと遊んだり、一緒にお菓子を作ったりしました。子どもたちと触れ合う中で、難民キャンプの現状や生活について知ることができたため、とても貴重な経験となりました。

ヨーロッパ7カ国へ一人旅
休暇中に、スイス、イタリア、フランスなどヨーロッパの国々の計7カ国へ旅行に行きました。自分で宿や交通機関を予約し、ドイツを出たらインターネットが使えなくなってしまうので事前に十分な情報収集を行い、計画を立ててから出発しました。移動中や宿泊先では新しい出会いもあり、とてもたくさんの思い出ができました。

メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
行動力が身に付いたと思います。ボランティア活動への参加やヨーロッパへの一人旅を通して、「困難に感じることでも、まずは挑戦してみよう!」と前向きに捉えられるようになりました。また、さまざまな国の人々と出会い、多様な価値観に触れることで、自分の視野が広がっただけでなく、日本にいては気付けなかった日本の良さにも気付くことができました。

後輩へのメッセージをお願いします
留学は語学力の向上だけでなく、日本にいてはできない貴重な経験をたくさんすることができる大きなチャンスです。私は時間がある大学生のうちに留学を経験できて、本当に良かったです。明治大学には多くの海外留学制度や海外留学奨励金制度があるので、自分の目的に合った留学先を見つけ、ぜひ留学に挑戦してみてください!

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