
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は農学部の神林さんが、インドネシアでの留学体験を紹介してくれます!
留学先 | インドネシア |
留学プログラム名 | 国際農業文化理解プログラム(バリ)(農学部 短期留学科目) |
留学期間 | 2023年9月3日~2023年9月9日(6泊7日) |
卒業高校名 | 栃木県立佐野高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
元々国際系のゼミに所属しておりゼミの活動で海外に行く予定がありましたが、コロナ禍で中止になってしまいました。そのため、大学生のうちに機会があれば海外に行きたいと考えていたところ、大学4年次の春、ここ数年中止になっていた農学部の国際農業文化理解プログラムが再開すると知り、チャンスだと思い、申し込みました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
普段から塾講師のアルバイトを通じて英語には触れていたため、渡航直前期には英語の学習よりも渡航先であるインドネシア・バリに関する情報収集を中心に行いました。現地の気候や文化について事前に調査しておくことで留学のイメージが明確になり、モチベーションをより高めることができました。
受験した語学試験があれば教えてください。
TOEIC
- 2022年11月:780点
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
純粋に観光地としても有名なバリ島に興味を持っていたため選びました。プログラムの内容を見ても、講義中心というよりはフィールドに繰り出しバリの農業や自然を存分に体験できるようなものだったため、農学部ならではの学びが得られると考えました。

準備の段階でしておけば良かったこと、留学に持っていけば良かったと思うグッズはありますか?
短期のプログラムですが、日本が恋しくなった時のために日本のお菓子やジュースを持っていけば良かったです。ただ、現地のスーパーに日本製のお菓子が売っていたため、ある程度メジャーなものであれば現地で調達が可能だと思います。

留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
フィールドワークを通じて現地の農業への理解を深めることを目的にしていました。実際、世界文化遺産のジャティルイのライステラス(棚田)や熱帯果樹といった農業分野に関して現地の方から説明を受け、日本との共通・相違部分を肌で感じることができました。また、現地の農業従事者に質問する機会も設けられていたため、自分の疑問を解消したり、日本での事例を基にディスカッションしたりすることができました。

留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
現地の「食」を堪能
ナシゴレンやミーゴレン、サテなど、インドネシア料理をたくさん楽しむことができました。食はその国ならではの文化が反映されているため、現地の学生に説明してもらいながら理解を深めることができました。また、現地の日本食レストランにも行きました。海外で日本食を食べる経験は初めてで面食らう場面も多くありましたが、貴重な経験をすることができました。


受け身にならずにコミュニケーションを取ること
留学序盤は緊張もあり、現地の学生との交流で自分から話しに行くというよりも、話しかけられたら答えるという姿勢になってしまいました。慣れていくにつれて自分からも話しかけることができるようになりましたが、短いプログラムだったため、最初からもっと積極的になっていれば良かったと今では反省しています。

メッセージ
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
外国語でのコミュニケーションで大切なことは、外国語(英語)を「話すことができる」ことよりも「話そうとする」ことだと感じました。多少拙くても、単語やジェスチャーを使って伝えようとすれば大抵は大丈夫です。しかし、そもそも話そうとする姿勢がなければコミュニケーションは成立しません。このことを学ぶことができた点が今回の留学で私にとって一番の収穫です。

後輩へのメッセージをお願いします
留学に求めるものは人それぞれだと思いますが、やはり現地に行って自分で感じるということは貴重な経験になります。留学で海外に行き、現地の文化や人々を知って、その国が好きになる人もいれば、やはり日本が良いなと思う人もいるでしょう。ただ、どちらも、一定期間海外で過ごす留学を経験したからこそ感じることができるのです。
ある程度時間に余裕のある大学生という期間に、皆さんが留学という選択肢を考える一つの判断材料にしていただけたら幸いです。頑張ってください!

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