
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は情報コミュニケーション学部の冨岡さんが、韓国での留学体験を紹介してくれます!
留学先 | 韓国 |
大学名 | 漢陽大学 |
留学プログラム名 | 大学間協定留学(交換型) |
留学期間 | 2023年2月~2023年6月 |
卒業高校名 | 千葉県立千葉高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
もともと「大学生になったら、海外での生活を経験してみたい」という夢があったので、入学時から留学に対する意識を持っていました。コロナ禍による海外留学への規制が段階的に緩和されたことから、就職活動や卒業年度を考慮した上で、2023年度に留学することを決めました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
学内の成績が協定留学の選考基準になることを知っていたため、1年次から大学の授業には真剣に取り組んでいました。また、語学試験を積極的に受験することで、語学学習のモチベーションにしました。2年次の夏ごろ、大学主催の留学説明会に参加し、本格的に選考へ向けた準備や資金計画などを立て始めました。
受験した語学試験があれば教えてください。
実用英語技能検定(英検)
- 2021年10月:準1級
TOEIC
- 2022年3月:830点
韓国語能力試験(TOPIK)
- 2022年4月:3級
- 2023年10月:6級(留学後)
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
大学間協定留学プログラムは、資金面のサポートが充実していたため選択しました。大学は、首都ソウルに位置していることと、日本人留学生が多くないこと、私が学びたい国際関係科目の授業が充実していることを基準に、協定校の中から絞り込み選びました。

準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
クレジットカードの本人認証サービスを設定しておくべきだったと思います。私はこれを登録しておらずインターネットショッピングが利用できなかったため、生活用品をそろえる際に重い荷物を抱えて家とスーパーを何往復もすることになり、大変でした。
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
韓国語力に関しては、留学を通して大幅に向上しました!明治大学入学時にはハングルの読み方さえ知りませんでしたが、帰国後に受験した韓国語能力試験(TOPIK)では最上級の6級を取得することができました。学習面では、歴史認識問題をはじめとする日韓の国際事情を現地で学びたいと考えていましたが、スケジュールの都合上、希望していた科目全てを履修することはできなかったため、満足のいくまでは学ぶことができず、この点は残念でした。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
積極的に現地学生と交流
外国人留学生向けの授業を履修していたため、当初は韓国人の学生と接する機会が少なかったです。そこで、現地の学生が主催している留学生交流会に定期的に参加し、生きた韓国語に触れる環境をつくろうと努めました。この結果、友人もでき、会話力も向上しました!

韓国ならではの体験
留学中は、現地に住んでいなければできないことに挑戦しようと決めていました。現地の友人に協力してもらい、映画の試写会や合宿、大学祭に参加するなど、韓国ならではの学生生活を堪能しました。

最後に
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
情報収集能力が身に付いたと思います。明治大学の留学制度を利用するとはいえ、基本的には全ての手続きを自分で進めていきました。協定校への出願からビザの申請、賃貸物件の契約、現地での口座開設、履修登録まで、実際に留学している期間だけでなく、留学を実現するための準備過程から、主体的に情報を収集する姿勢も身に付きました。また、コロナ禍の影響でイレギュラーな対応が必要になることがあり、臨機応変な問題解決能力も鍛えられたと感じています。
後輩へのメッセージ
所属している既存のコミュニティーを離れ、海外で一から生活の拠点を築くことは、留学ならではの貴重な経験だと思います。日本とは異なり、韓国では、さまざまな経験を積むために休学をする学生が多くいました。視野を広く持ち、自分が挑戦したいことに軸を置いて考え行動すれば、将来の幅が広がります。皆さんの留学が有意義な時間となるよう、願っています。

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