
明大生が、留学体験を紹介する「世界で学ぶ!」。今回は国際日本学部の中島さんが、アメリカのウォルト・ディズニー・ワールド提携アカデミック・インターンシッププログラムでの留学体験を紹介してくれます!
留学先 | アメリカ |
大学名 | フロリダ州立大学 |
留学プログラム名 | ウォルト・ディズニー・ワールド提携 アカデミック・インターンシッププログラム |
留学期間 | 2023年8月~2024年1月 |
卒業高校名 | 南山高等学校 |
留学準備について
留学を決めたきっかけや理由と、その時期は?
「語学力の向上」と「国際交流」が主な目的です。留学に行きたいと考え始めたのは中学生の頃ですが、大学に入学し英語を勉強していく中で、日常生活から日本語を排除した英語漬けの日々を過ごしたいと思い、留学に行くことを決心しました。
留学するために行った準備や勉強を教えてください。
1~2年次で履修した英語の必修授業が役立ったと思います。必修科目ということもあり、ほぼ毎日英語と向き合う生活をしていました。また、本プログラムは英語でキャストやゲストとコミュニケーションを取るため、簡単な英単語や話し言葉を、YouTubeなどで勉強していました。
留学先の国・大学・プログラムを選んだ理由は?
このプログラムを選んだ理由は、二つあります。一つ目は、幼少期から「ディズニーのテーマパークで働いてみたい」という夢があったからです。幼少期から、音楽や映画、テーマパークなどディズニーのコンテンツを身近に感じて育ってきたので、「将来はディズニーに関わってみたい」と思っていました。二つ目は、学生のうちに海外で働くことができるからです。海外で働くという経験をすることで、海外の労働環境や働くことに関する考え方、姿勢を直接理解することができ、将来に生かせると思いました。
準備の段階でしておけばよかったこと、留学に持っていけばよかったと思うグッズはありますか?
オフィスアワー(※)や英会話教室に通い、英語を話すことに慣れておけばよかったと思いました。YouTubeなどを通じて、Listeningの力は向上しましたが、Speakingの練習はしていませんでした。海外で働いている際、ゲストやキャストからの質問・要望は難なく聞き取ることができましたが、自分の言いたいことを正確に伝えることに苦労しました。そのため、留学する前に発音や英会話の準備をしておくことをお勧めします。
※オフィスアワー:学生の質問や相談に、教員が個別に応じる時間帯のこと
留学生活について
留学の目的や目標を教えてください。また、それは達成できましたか?
留学の目的は、二つあります。一つ目は、今まで学んできた英語を、自分の口でしっかりと話せるようになること。二つ目は、国際交流を通じて、自分自身の考えや行動力を成長させることです。留学生活を通して、この二つの目的をしっかりと達成することができました。さらに、これら二つの目的に加えて、「自分自身で直接現地の異文化を体験すること」「さまざまな国から来たキャストやゲストと対面で交流すること」が、どれほど大切なのかということも改めて実感しました。
留学先で学んだ学問について教えてください
- 明治大学で学んでいる分野:スポーツと現代社会
- 留学先で学んだ分野:異文化理解、ホスピタリティ
フロリダ州立大学では、日本とアメリカの文化の違いや異文化間でのコミュニケーションを学ぶ授業がありました。働いている最中に感じた文化の違いなどを考えながら、それらを受け入れたことで、働きやすくなったと感じました。また、同僚や上司とゲストを楽しませる方法や、職場の改善策などを働きながら考えることで、ホスピタリティを実践的に理解することができました。
留学先で起こしたアクション、挑戦したこと、意識したことは?
積極的に会話をしてコミュニケーションを取る
ゲストやキャストとお話しする機会をたくさん作りたかったので、自分から積極的に話しかけることを意識していました。その中で、あるゲストの方との会話中に、私自身のお勧めのレストランやアトラクションの話になりました。その方は、帰宅する際にわざわざ私を見つけて、「体験して楽しかった」とお礼を伝えに来てくださりました。今思い出しても、うれしい出来事でした。

お互いの出身国の伝統的な食文化を体験
海外の文化を知るために、ルームメイトや職場の同僚とお互いの国について教え合っていました。ブラジル出身のルームメイトが、ブラジルの伝統的なチョコレートのお菓子「ブリガデイロ」を作ってくれたり、同僚が職場に自国の伝統料理を持ってきてくれて、みんなで食べたりしていました。私は日本のお菓子をルームメイトや職場へ配りました。

最後に
留学を通して感じたこと、自分の成長した部分はありますか?
自分から積極的に行動する大切さを改めて実感しました。自分から話しかけたり行動を起こしてみたりすることで、その後の展開が大きく変わり、「あの時行動して本当に良かった」と思える瞬間が多くありました。また、さまざまな国のゲストやキャストと関わる中で、文化や考え方の違いを直接感じ、自分自身の視野が大きく広がりました。
後輩へのメッセージをお願いします
留学に行った際には、「自分自身を180°変えること」を目標の一つとしてほしいです。多くのことに積極的に楽しみながら挑戦して、自分自身の可能性を広げていくことができれば、留学から帰ってきた際に改めて「留学に行って良かった!」と感じることができます。
海外という環境を恐れず、前向きに留学へチャレンジしてください!
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