M-Naviプロジェクト「MU STREET PARK 2024」で活動。ストリートピアノをはじめ、多くの企画を実施!|渡邊小太郎さん・田窪悠希さん
政治経済学部学生イベント
M-Naviプロジェクト「MU STREET PARK 2024(以下、MUSP)」で活動されている渡邊さんと田窪さんにインタビューをしました。MUSPの活動内容などについて紹介してくれます!

MUSPの活動とは
MUSPの活動内容について教えてください
田窪 9月25日から11月29日までの毎週水曜日と金曜日に、駿河台キャンパスアカデミーコモン前の広場を活用したイベントを開催しています。具体的な活動内容としては、①MUSPの目玉企画である「ストリートピアノ」、②ピアノの音色をより楽しんでいただくための「カフェスタンド」、③のびのびとリラックスできる「広場整備」、④みんなで楽しんで取り組むことができる「絵画企画」、⑤お昼の時間をさらに楽しくするための「食堂ランチ企画」、をメインの企画としています。
学生だけでなく、地域の方々にも親しんでいただけるような空間づくりを目指しています!
MUSPの活動の目的や目標を教えてください
渡邊 MUSPの活動の目的は、”楽器の街 御茶ノ水”における音楽を通じた魅力的な「大学まちづくり」の実現です。この目的を達成するために、3つのことを意識しています。
- 公共空間の活用による“開かれた”明治大学の発信
- 音楽や魅力的な広場づくりによる人のつながりの醸成
- 都心型キャンパスを生かした「個」の発信
活動では、大学と学生が中心となり、都市型キャンパスが保有するセミパブリック空間に、人でにぎわう場所を創出し、御茶ノ水地域全体の魅力向上や偶発的なコミュニティ形成、学生主体のエリアマネジメント活動を通した地域貢献を目指して取り組んでいます。
なぜMUSPに参加されたのですか
渡邊 私は、地元とのギャップを感じたことが大きな理由です。私の地元は北海道苫小牧市なのですが、東京に来てから各地で開催される地域イベントの数の多さに驚きました。人々が生き生きと地元を盛り上げている姿や、さまざまな世代が交流してコミュニティが生まれていく光景を見て、自分もこのような素敵な空間を創り上げたいと思い、活動への参加を決めました。
田窪 私は、幼いころから地域をより良くすることで人々の暮らしを支える「まちづくり」の仕事に強い憧れを抱いていました。この思いから大学では地域行政科に進学し、エリアマネジメントや地域活性化に関する学びを深めていました。このような自分自身の興味分野を深められるMUSPの活動を知り、活動への参加を決めました。

田窪さんは、MUSPの中で唯一の2年生だとお聞きしましたが、活動におけるやりがいや苦労したことを教えてください。
田窪 MUSPの活動は主に駿河台キャンパスで行われ、メンバーの多くが3、4年生で構成されています。普段から和泉キャンパスに通う私にとって同級生がいないため、活動開始前は少し不安を抱えていました。しかし、先輩方が気さくに接してくださり、遠くから通う私にも配慮してくださったおかげで、すぐに輪の中に溶け込むことができました。今は心の底から活動を楽しむことができ、温かく迎えてくれた先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです!
渡邊さんは、MUSPでどのような役割を担っていますか
渡邊 私は代表として「さまざまな利害を調整し、周囲を巻き込んで決定した意思に責任を持つこと」を常に意識しています。ストリートピアノを扱う上で、騒音をはじめとした周囲の方への配慮は必須です。そのため、自主的に音量検証を行ったり、近隣の方や教授に活動の周知やあいさつをしたりするなど、MUSPが長く愛される企画になるように運営をしています。
役割の中でどのような困難がありましたか
渡邊 私は昨年度、企画運営を経験していなかったため、周りのメンバーにご迷惑をおかけする時もありました。しかし、親身に寄り添っていただいた先輩方や同期、企画成功のためにご尽力してくださった先生方のおかげで、今年度も無事にMUSPを開催することができました。
今回のイベント開催の意気込みを教えてください
田窪 MUSPは「アカデミーコモン前の広場の有効活用」と「滞留性の向上」を目指し、皆さまが「足を運ぶだけで楽しみつつ、リラックスできるような空間」を提供してきました。今年で3年目を迎えるとともに、これまでの経験を生かしてさらにパワーアップした企画を皆さまにお届けします。より一層楽しんでいただけるよう努めますので、どうぞご期待ください!
MUSPが手掛けているカフェの”こだわり”とは
今回の担当したイベントの見どころとこだわり、企画にかける思いを教えてください。
逸見 カフェスタンド局長の逸見俊太朗です。カフェスタンドでは紅茶とコーヒーの提供を行っています。私たちのこだわりは、紅茶はフェアトレードの香り高い茶葉、コーヒーはコロンビア産のコーヒー豆を使用し、お客さまの目の前でひき、入れていることです。ぜひ、おいしい紅茶とコーヒーを味わいに来てください!

MUSPのこれから
今後どのようなイベントを開いていきたいですか
渡邊 今後は、さまざまな地域で開催されているイベントの良い事例をMUSPにも取り入れ、毎年バージョンアップしたMUSPを披露させていただきたいと考えています。そして、本活動が明大生や地域の皆さまにとっての「魅力」であり続けられるように頑張ります!
田窪 MUSPを通して、御茶ノ水周辺地域や明治大学の魅力をさらに高めていきたいと考えています。アカデミーコモン前の広場周辺には、神保町や御茶ノ水など、個性豊かで魅力的な町が並んでおり、MUSPもその一部として地域の魅力に寄与していきたいと考えています。そのためにも、MUSPが御茶ノ水周辺地域のよりどころとなり、来場者がわくわくしながらも落ち着いて時間を過ごせる空間づくりに努めていきます!
明大生に向けてメッセージをお願いします
渡邊 窓の外は木枯らしが吹いて、街行く人も凍える時期になりました。私もそうですが、駿河台キャンパスに通う3・4年生は、就職活動や卒業論文などで日々を忙しく過ごしていると思います。でも、未来は焦ることなく自分のペースで進んでも到達できます。たまには羽を休めて、ゆっくり温かいコーヒーを飲みに来てください!
田窪 MUSPが今後も魅力あるプロジェクトとして進化し続けるためには、新たなメンバーの力が必要です。3、4年生はもちろん、1、2年生で「企画に携わりたい」「地域との関わりを深めたい」という方も大歓迎です!一緒に御茶ノ水を盛り上げましょう!
また、「MUSPの雰囲気をもっと知りたい」と感じた方は、ぜひ公式SNSもご覧ください。MUSPの魅力をより分かりやすくお伝えするため、広報も日々パワーアップしています。MUSPで心落ち着くひとときを過ごしていただけるよう、メンバー一同、皆さんのご来場をお待ちしています!アカデミーコモン前の広場でお会いしましょう!

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