モザイクアート作成企画の概要について教えてください。
私たち「明治2020@ikuta」は、東京2020オリンピック・パラリンピックにむけて何か企画を立ち上げたい!という学生たちが集まり活動しています。さまざまな企画の一つとして、モザイクアートの作成企画を昨年度から進めてきました。
今年度は新型コロナウイルスが流行し、新入生は一度もキャンパスに入ることができず、全学生のほとんどがオンライン授業を受講している状況が続いています。そのような中で、私たちは「明大生の皆さんに向けて少しでも明るいイベントができないだろうか」と考えるようになりました。
そこで、「新型コロナウイルスに負けない!」というメッセージを明大生の皆さんに伝えるために、「コロナに負けないモザイクアート作成~写真を送って明大生だけのモザイクアートを作ろう~」を企画しました。
モザイクアートは明大生から写真提供を募り、その写真を使用してめいじろうと世界中の人々が助け合っているデザインにしました。全キャンパスから集まった写真は計202枚にもなりました。完成したモザイクアートは各キャンパスにポスターとして掲載予定で、SNSでも掲示しています。
なぜモザイクアート作成を企画しようと思ったのですか?
私たちは今、新型コロナウイルスにより新しい生活様式での過ごし方を余儀なくされており、まだまだ予断の許さない状況が続いています。そのため、私たちは「この現状を風化させないために」とモザイクアートの作成を企画しました。また、完成したモザイクアートを見て、「会えなくてもつながっている」「新型コロナウイルスが収束に向かっている」という希望になれたらと考えました。
活動の中で印象に残っていることを教えてください
モザイクアートをどんな形でお披露目しようかと考えていた時期が一番印象深い思い出です。はじめは、Tシャツや横断幕のような形あるものを想定していました。しかし、コロナ禍で大学に行けない状況が続くにつれ、次第に「オンライン上で形を残せるものの方が良いのではないか?」という意見が出るようになりました。
結果として、こうして「MEIJI NOW」に記事として掲載することになりましたが、このように状況に合わせて方向転換できた柔軟性はモザイクアートチームの強みだと感じます。
企画してよかったと思うことは何ですか?
多くの人がそれぞれ思い出深い写真を提供してくれたことです。コロナ禍で新しく始めたことだったり、友人と笑顔で撮った写真だったり、温かい写真ばかりでした。写真を通じて、皆さんが大切にしていることを再発見するきっかけ作りになっていたらうれしいです。
活動をしていて大変だったことは何ですか?
昨年は毎週お昼休みに集まってミーティングを行っていたのに対し、今年度はリモートのみで行いました。一緒に調べることが難しかったり、伝わりづらかったりと、リモートならではの大変さを感じました。
生田ボランティアセンターでの活動について教えてください。
生田ボランティアセンターは、さまざまなボランティア団体が集う場所でアットホームな空間です。現在は平日毎日昼休みに、Remoを使用してオンラインで開室しています。明治2020@ikutaもそこでミーティングを行うなど活動しています。
明大生へのメッセージをお願いします!
「コロナに負けないモザイクアート~写真を送って明大生だけのモザイクアートを作ろう~」にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!皆さんの思いが詰まった素敵な写真のおかげで、希望溢れるモザイクアートを作り上げることができました。
新型コロナウイルスにより私たちの生活は一変し、まだまだ予断の許さない状況です。それでも「今、自分たちができることをしよう」という思いを持って、周りの仲間と助け合いながら、この状況を乗り越えられるように共に頑張ってまいりましょう!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
MEIJI NOWに出演いただける明大生の皆さんを募集しています。大学受験や留学の体験記、ゼミ・サークルの活動をMEIJI NOWで紹介してみませんか?