内閣府 日本・韓国青年親善交流事業の活動について教えてください。
今年は全面オンラインによる開催となり、事前研修2日間、交流プログラム3日間、事後研修1日、報告会1日の計7日間の日程で行われました。交流した韓国青年は12名で、大学生を中心とした20歳前後の方々でした。お互いの文化発表や、日韓の若者を取り巻く課題についてのディスカッション、ホームグループでの交流を行いました。
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内閣府 日本・韓国青年親善交流事業に応募したきっかけはなんですか。
大きなきっかけは、新型コロナウイルスの流行です。通常の大学生活が不可能になった状況下でこそ、できることを探して実行したいと思いました。また、私自身留学経験が無かったため、海外の人と交流することで新しい何かが得られるのではないかと考えました。
活動の中で印象に残っていることを教えてください
日本人は韓国語で、韓国人は日本語でお互いに手紙を送りあったことです。私は韓国語が話せないので、これほど仲良くなれるとは思っていませんでした。韓国人の友人が一生懸命日本語で書いてくれた手紙は、忘れられない思い出になりました。

参加してよかったと思うことは何ですか?
「人と人との関係に国籍の壁は無い」ということに気付くことができました。「近くて遠い韓国」とよく言われますが、距離も心も近くあるべきだと思うとともに、それは可能だと実感しました。私は今回の経験をきっかけとして韓国に関わりを持ちましたが、今ではこの事業でできた友人とチャットをしたり、国籍・年齢・性別関係なくみんなでお話ししたりと、新しい居場所ができました。早く韓国に行って友人に会いたいです。

活動をしていて大変だったことは何ですか?
オンラインでの意思疎通ができるかどうかは大きな鍵だったと思います。しかし、参加者同士一度も直接会ったことがないなかでも関係性を築くことができ、お別れの時には泣いていた人もいました。オンラインの壁を感じない交流ができました。

明大生へのメッセージをお願いします!
昨年は思うような生活ができず、何か新しいことに取り組んでみたいけれど踏み出せなかった人が多いのではないでしょうか。私が参加したこの事業は、今年も行われる予定です。興味がある人は、今年度の事業報告会が3月13日(土)に行われるので、ぜひ参加してみてください。今年度の参加者が、来年度参加を考える皆さんに体験談をお話しします。
令和2年度内閣府青年国際交流事業 オンライン報告会について
今年は新型コロナウイルスの影響で、例年行われていた交流がオンラインでの開催となってしまいましたが、そんな状況下だからこそ「ウィズコロナ時代における日中韓青年の役割」について深く考えることのできた交流になりました。
ウィズコロナ時代の今だからこそ考えるべき国際交流のかたちや、これからの私たちにできることがたくさんあります。私たちの1年間の集大成をぜひご覧になっていただければ幸いです!
「日韓青年親善交流のつどい@オンライン」及び「日中代表ユースフォーラム」 オンライン報告会概要
日時 | 令和3年3月13日(土) 14:00~17:30 |
実施方式 | オンライン(Zoomを使用する予定) |
参加費 | 無料 |
プログラム | 【第1部】14:00~ 「日韓青年親善交流のつどい@オンライン」及び「日中代表ユースフォーラム」に参加した青年による報告とパネルディスカッション 【第2部】16:00~ 来年度(令和3年度)内閣府青年国際交流事業の概要説明と既参加青年による参加体験談 ※第1部のパネルディスカッションと第2部の各パートでは、直接質問する事も可能です。 |
主催 | 内閣府、(一財)青少年国際交流推進センター、日本青年国際交流機構(IYEO) |
申込方法 | 下記のオンラインフォームからお申込みください。 ※申込締切:3月12日(金)正午 オンラインフォーム |
こんな方におすすめ | 最近の韓国・中国事情を知りたい方、国際交流に興味のある方、来年度事業への参加を考えている方 |
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