「博物館学生広報アンバサダー」について教えてください。
「博物館学生広報アンバサダー」は、「明治大学博物館をもっと明大生に知ってもらい、国内や海外の博物館・美術館訪問のきっかけにして欲しい!」という思いで集まった学生たちで、現在は8名で活動しています。
私はもともと博物館や美術館が好きだったので、同じ趣味の友人にこのプロジェクトを教えてもらったことがきっかけで参加しました。新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの講義がオンライン授業に切り替えられ、思い描いていた学生生活ができない時期だったので、自分の居場所ができたことに助けられました。
なぜ「のんびり神田学生街」を企画しようと思ったのですか?
この企画は、現在開催中の展示「神田学生街140年の今⇔昔」に合わせて、「明大生と神田学生街をつなげたい!」という趣旨で考案しました。キャンパスに通学する機会が減って、周辺の学生街に滞在する時間が短くなり、脈々と受け継がれてきた神田学生街の魅力に触れないまま卒業してしまうのはもったいないです。 今回、共に学ぶ友人やこれから入学してくる後輩に向けて、明治大学と共に変化と成長を遂げてきた「神田学生街の今」を紹介したいと思い、「のんびり神田学生街」の企画に取り組みました。

(左から:商学部の小林ゼミ/Meiji Fair Trade Club「まちチョコ 」、政治経済学部の大森ゼミ「明大エコハニー ガレット」、情報コミュニケーション学部の島田ゼミ「神保町SDGsコーヒー 」)
企画してよかったと思うことは何ですか?
神田学生街には、有名な古書店街のほかに、「喫茶店」「料理店」「文具店」など、ここには書き切れないほどさまざまな種類のお店が軒を連ねています。昔から変わらない部分を残しながら、学生の在り方の変化と共に街は絶えず変化しています。 神田学生街では、自分の好きな場所や風景がたくさん見つかるので、より良い共有方法を考えて投稿し、SNSを見た方々からリアクションをいただいた時に、とてもやりがいを感じます!
明治大学博物館の魅力について教えてください。
静かな空間と利便性が魅力です。落ち着いた空間で一息つくこともできますし、展示品も新たな発見が尽きません。常設展示だけでもかなりのボリュームがあるので、見ごたえはばっちりです! 私のお気に入りは「銅鐸」です。弥生時代に近畿地方を中心に製作・使用された青銅器の一つで、「神が宿る」と観念されていたそうです。約2000年前に作られたものが自分の目の前にあると思うと、とっても神秘的に思いませんか?
今後、どのような活動を計画していますか?
今後、「SNSでの情報発信強化」と「明大生の対面イベント」を計画しています。明大生が博物館を身近に感じ、明治大学やキャンパス周辺地域に愛着を持てるような企画をしていきたいです。また、広く同世代に呼びかけを行うため、他大学の博物館や美術館で同様の活動をしている学生団体ともつながり、大学生が文化芸術に接する機会を増やしたいと考えています!
明大生・受験生へのメッセージをお願いします!
明治大学博物館は、ふらっと立ち寄っても楽しめる場所です! TwitterなどのSNSに投稿されている説明を一緒に見ながら回ると、さらに楽しめます!博物館の良さは、足を運ぶことによって実物を体感できることです。心豊かな時間を過ごし、自分のお気に入りをぜひ見つけてください!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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