2022.05.13

【明大生の課外活動を紹介!】東京2020オリンピック・パラリンピックのボランティア活動で活躍!田村元幹さん


明大生の活躍を紹介するコーナー「明大生にフォーカス」。今回は、東京2020オリンピック・パラリンピックでボランティア活動を行った田村さんに、お話を聞きました。
課外活動を紹介してくれた方田村元幹さん(国際日本学部3年)

「東京2020オリンピック・パラリンピック」のボランティア活動について教えてください。

私は夏休みの約2カ月間、東京2020オリンピックおよびパラリンピックのボランティアに、いずれもボランティアリーダーとして従事していました。オリンピック期間については、幕張メッセでテコンドーのアドミニストレーションチームを担当していました。

また、パラリンピック期間については、成田国際空港で各国の選手団・スポーツ大臣、国際パラリンピック委員会(IPC:International Paralympic Committee)の役員の方々などの受け入れを行っていました。

ボランティア活動の内容について教えてください。

オリンピックでは、試合を控えた選手団のアテンドやレセプションから、試合直前・試合中・試合直後の選手団に関わる防具の回収、試合用マットのクリーナーなど、多岐な業務に従事していました。さらに、アテンドのためのエリア把握やその準備、レセプションのための動線確保から流れの確認などのイレギュラーな対応も、主に現場メインで動いていました。特にチームリーダーには担当エリアがあり、常に他エリアや他部署の方々とマイクで連携を取る必要があったので、非常に大変でした。

東京2020オリンピックの集合写真

また、パラリンピックでは主に出国業務と入国業務の2つがあり、こちらも同様に別タスクをこなしながらも、常に他部署と連携をとる必要があったので、死に物狂いで対応を行っていました。

出国業務では、担当選手や役員の方をピックアップした後、受付までアテンドし、そして引き続きセキュリティーポイントまでアテンドを行います。またそれに加え、新型コロナウイルスの蔓延により、国籍によって統合型入国者健康情報等管理システム(OCHAアプリ)の対応や、事前のアンケートの対応も行いました。特に出国の際は、荷物の重量制限や求めているニーズが国によっても人によっても全く異なったため(例えば祈禱室に行かなければいけない時間の把握など)、イレギュラーな事態が発生しやすかったことも印象に残っています。

入国業務では、手荷物の確認からミート、アテンドを主に行いました。ただし、特に意識して安全にアテンドを行う必要がある場合は、事前に車いす・アクセシブルカーの手配や、単なるエレベーター利用の動線確保ではなく、開くドアが変わることでそのまま降りることのできるエレベーターの動線確保、段差のないトイレの位置の把握からルートの確認など、積極的にできることは全て行いました。

そのような通常業務に加え、イレギュラーな対応や他部署とも常に連携し、場合によってはホテルの方とも連携をとる必要がありました。また、役員によっても特権が存在し、V2特権の有無によってもこの車に乗車可・不可など、複雑なルールも多数あり、難しかったことが非常に印象的でした。

東京2020パラリンピックの集合写真

活動をとおして印象に残っていること、学んだことを教えてください。

印象に残った点として、特に衝撃的だったことが日本語が通じることはほとんどなく、常に英語を話す必要があったことです。日本国内で丸2カ月間、常に英語を話す必要がある状況が生まれて初めてだったので、特に衝撃を受けたことを覚えています。(このボランティアに従事する前は、少しは日本語が分かるだろうと高をくくっていました......。)

また、オリンピック・パラリンピックを通して、私自身特に2つの力を培うことができたと考えています。それは「全体を見る力」と「臨機応変に対応していく力」です。

前者については、嫌でも常に他と連携をとる必要があり、常に他で起こっていることについても把握する必要があります。それに加え、リーダーとして「メンバーを積極的に巻き込みたい」「メンバー全員を活動に意欲的に関わらせたい」という思いもあったので、活動時間前や日常会話などの面でも、特に気を回していたことを覚えています。

後者については、特に台風や新型コロナウイルスなどにより、イレギュラーな対応を行うことも多く、現場判断になることも多かったので、メンバー全員で協力してその対応を行っていました。

パラリンピックでボランティア活動中の様子

活動して良かったと思うことは何ですか?

特に活動していて良かったと思う瞬間として、「自分の色を残せた」と実感できた時です。というのも思いのほか、選手団の方々は来日したばかりだと不安そうな方も多かったです。実際、確かに私たちも外国に着いたばかりだと、右も左も分からず不安を感じるのと同じです。そのため、私はなるべく選手のニーズをくみ取りつつ、不安を和らげて選手に寄り添った活動を行うようにしていました。

そして最後空港で選手団と別れる時には、「Genki really helped me relax! Thank you so much!」 などと声をかけてくださる方々も多く、やりがいを感じると同時に、非常にうれしく感じたことを覚えています。「自分がこの方を担当できて本当に良かった」「心からこの活動をやっていて良かった」と実感したのがこの瞬間です。

パラリンピック控室の様子

明大生・受験生へのメッセージをお願いします!

皆さんこんにちは!改めて自己紹介させていただきます。国際日本学部に所属しております、田村元幹(たむらげんき)と申します。 皆さんにお伝えしたいことが1点あるので、ぜひ読んでみてください!

皆さん!突然ですが、日常を過ごしていて「これやってみたいな。あれもやってみたいな」と思う瞬間はありませんか? しかし、周りの人を気にして諦めてしまった経験はありませんか? 確かにその気持ちも分かります。実際、自分もそうでした。 でも、その時間がもったいないと思いませんか? あくまで人生の主人公は自分です。周りの人を気にしていても、その周りの人は自分の人生の責任は取ってくれません。あの時これをやっておけば、あれをやっておけばと思っても時すでに遅しで、周りの人が責任を取ってくれるわけでもありません。

なので、皆さんが「一瞬でもやってみたい!」と感じたら、絶対に行動に移してみてほしいです! 実際、私もやってみたいと思ったら必ず行動に移すようにしています。 明大祭実行委員会の統括や、東京2020オリンピック・パラリンピックのボランティアリーダー、営業の長期インターンシップリーダー、鈴木賢志ゼミにおけるゼミ長など、 本当にいろいろな活動を行ってきました。

振り返ってみると、自分でもマグロ並みに生き急いでいると思います。 ただ今振り返っても、確かに兼任している時は非常に忙しくて大変でしたが、その時に行動をして後悔をしたことは1回もありません。 なので、皆さんも「ほんの一瞬でもやってみたい!」と思ったら行動に移してみてください。 努力は必ず報われるとは限らないけど、自分のこの先の自信には必ずつながります! ぜひ、行動するための努力を忘れないでください!

パラリンピックで休憩中の様子
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