2022.07.14

【活躍する明大生を紹介!】第16回東京大学五月祭記念弁論大会で「優勝」と「学生審査員賞」をW受賞! 雄弁部の河野皓星さん


明大生の活躍を紹介するコーナー「明大生にフォーカス」。今回は、第16回東京大学五月祭記念弁論大会で「優勝」と「学生審査員賞」をW受賞した、雄弁部の河野さんに、お話を聞きました。
課外活動を紹介してくれた方河野皓星さん(文学部2年)

「第16回東京大学五月祭記念弁論大会」の概要について教えてください。

東京大学の学園祭にて開催される弁論大会です。弁論とは「競技性のある演説」です。各弁士が政策や理念を訴えることで、説得力を競います。

全国の大学生が応募可能で、今回は主催の東京大学をはじめとして早稲田大学、慶應義塾大学、中央大学、法政大学、学習院大学、日本大学、そして明治大学から計10名の弁士が出場しました。審査員は大学教授などで構成されています。また、観客の意見を反映するため学生審査員賞も用意されています。

第16回東京大学五月祭記念弁論大会での発表の様子

「第16回東京大学五月祭記念弁論大会」に参加したきっかけについて教えてください。

授業で公民権運動を習ったことをきっかけに「個人の苦しみには社会構造の問題もあるのではないか」と考えるようになり、部内で立候補しました。参加に当たっては「支えてくれた方々や選考会で戦った方に恥じないものにしよう!」と意気込んでいました。

ゼミでのディスカッションの様子

活動内容について教えてください。

鬱や自殺の問題を取り上げ、原因となる社会の生きづらさを「自己責任」にすべきでないこと、具体的な創意工夫で緩和できることを訴えました。その例として病院の受診、家電製品やサプリメントの活用などを取り上げました。

活動をとおして印象に残っていること、学んだことを教えてください。

先輩と一緒に同期の家に押しかけて、全員で深夜まで内容を議論し合ったのは良い思い出です(笑)。そのおかげでW受賞でき、審査員講評では「自分の問題を社会に一般化した視点と方法が良かった」と仰っていただきました。

発表の様子

活動して良かったと思うことは何ですか?

弁論を部のみんなと共に作り上げる体験ができたことです。また、観客の方が「人生で一番の弁論だった」と言ってくださったのもうれしかったです。ですが何より一番うれしかったのは、これまで僕を育ててくださった皆さんと仲間が「おめでとう!」と僕の優勝を一緒に喜んでくれたことです。

表彰時の部員による胴上げの様子

活動して大変だったことは何ですか?

原稿を作ることです!

まず、先輩からの質問にまるで答えられませんでした。よく知っていると思っていたことでも、改めて質問されると回答に窮してしまって悔しい思いをしました。そこで、図書館で本を30冊借りて必死で読みました。おかげでGWがつぶれてしまいました(笑)。でもそのおかげでW受賞することができたので、忌憚ない意見をくださった先輩方には、本当に感謝しています。

雄弁部の活動について教えてください。

 「明治大学雄弁部」は弁論活動を中心に行う学術サークルで、勉強会や企画も行っています。活動を通して部活内の先輩・後輩同士が一丸となり、楽しく切磋琢磨し合えます。

なんと、今年で132周年を迎える明治大学で最も歴史あるサークルです!創部時の顧問は明治大学創設者の岸本辰雄先生で、三木武夫元内閣総理大臣、村山富市元内閣総理大臣を代表として多くの人材を輩出しています。

将来の夢や今後チャレンジしたいことなどがありましたら教えてください。

私は政治家になることを目標にしています。それによって「人や制度に頼れるような安心感と多様性のある社会」を実現したいです。大学では選挙の手伝いや議員インターンを経験し、貧困の実情やそれを解決するための事業の資金繰りの難しさを知りました。そのため今後は社会で役立つために教育、社会事業、金融、不動産、ジェンダーのことなどを学んでいきます。

明大生・受験生へのメッセージをお願いします!

明治大学は、夢をかなえるために最高の環境です!

教職員の方は熱心で、学生はみんな面白く、頭も良いです。ぜひ明治大学で自分の「やりたい」「気になる」を前へ推し進めて行ってください!

神宮野球場にて雄弁部の仲間と
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