「GJSSC」にインタビュー!
第10回は、「GJSSC(※)」に取材してきました!中野キャンパスを起点に、国際交流の扉を開くべく奮闘する姿に刺激を受けました!必読です!
※GJSSC:Global Japanese Studies Student Committeeの略。国際日本学部学生委員会

GJSSCについて知ろう!
――まず、活動内容について教えてください。
GJSSC代表 柿沼舞香さん(以下:柿沼) 活動内容は主に二つです。一つ目は国際日本学部が主催する国際交流行事の計画や実施への協力、二つ目は学部留学生の大学生活の支援です。月1、2回の頻度で留学生と日本人学生が交流できるイベントも開催しています。
――メンバー数について教えてください。
柿沼 1年次が23人、2年次が11人の計34人で活動しています。2年次からでも入会が可能です。毎年春学期の新歓活動の時期にメンバーを募集しています。
――GJSSCの活動の目的について教えてください。
柿沼 学部や国籍を超えた学生間の交流推進を目的として活動しています。国際日本学部のある中野キャンパスを歩いていると、留学生の方はたくさんいらっしゃいますが、仲良くなる機会は少ないです。そこで、留学生と日本人学生が簡単に仲良くなれるような機会を作ることで、学生の皆さんが充実した学生生活を送ることができるようにサポートをしています。
――イベントの内容を具体的に教えてください。
パク・ソヒさん(以下:パク) イベントセクションという部門がさまざまなイベントを企画しています。具体的には、ウェルカムパーティーや運動会、観光イベントなどです。観光イベントでは、今年は浅草に行きました!好評だったので、浅草第2弾を現在企画中です。
やりがいに満ちた、活動内容とは?
――活動に当たり、大変なことはありますか?
秀岡彩音さん(以下:秀岡) イベントなどで、英語で説明する時は大変です。
パク 留学生には、日本語で学位を取得するコースの学生と、英語で学位を取得するコースの学生がいます。私は日本語を話せますが、留学生の中には日本語を一から学ぶ学生もいます。
――そうなんですね。初めて知りました。基本のコミュニケーション言語は英語だと思うのですが、皆さん英語は得意ですか?
秀岡 週に6回英語の授業があるので、高校の時よりは英語力が身に付きました!
――週に6回は多いですね!やりがいを感じるのはどんな時ですか?
吉濱花小里さん(以下:吉濱) イベントに参加してくれた友人が、「本当に来てよかった!楽しかった!」と言ってくれたことです。
パク 履修相談会で相談に乗った1年生から連絡が来た時に、「私も誰かの役に立っている!」とうれしくなりました。
――すてきなエピソードですね。活動に当たり、意識していることはありますか?
柿沼 私自身はメールの返信や、先生や事務室、メンバーへの情報共有をなるべく迅速に行うように心掛けています。
パク YouTubeを始めたのですが、学部全体のイメージになるかもしれないので、学部のイメージを守りながら作成するように心掛けています。
――活動に対して、学生から反響はありましたか?
柿沼 「風船バレーのイベントで仲良くなった学生と、関係が続いているよ」と参加した学生に教えてもらいました!
南川あずささん(以下:南川) オープンキャンパスで高校生と話した時、「私がもし明治大学に入学したら、この団体に入ります!」と言ってくれました!
――未来のメンバーですね!
GJSSCメンバーの原動力とは?
――なぜGJSSCに入りましたか?
柿沼 留学生の支援に携わることができるからです。高校生の時にバンクーバーに留学したのですが、そこで現地の大学生ととても仲良くなることができました。すごくうれしい経験だったので、今度は自分が日本に来てくれる留学生に、思い出に残る出会いの機会を提供したいと思いました。
パク 履修相談会がきっかけです。私の日本語が伝わるか分からないこともあり不安でしたが、どんどん楽しい話ができて、気が付けば1時間半くらい経っていました。その後にGJSSCに入り、相談会の時に会った先輩とあいさつしたり、先輩以外にも友人ができたりしたので、入って良かったです。
秀岡 私も履修相談会がきっかけでした。大学では行動しないと何も経験できないと思っていたので、相談会で楽しそうだと思い、入ることを決めました。また、以前自宅で交換留学生を受け入れていた時に、うまくコミュニケーションを取れなかった反省を生かしたいと思ったことも、理由の一つです。
――GJSSCの活動で学んだことを教えてください!
宮崎かほさん(以下:宮崎) チャレンジ精神です。昨年度の委員長から、「学生って失敗できる最後の時間だから、今のうちにいろいろなことにチャレンジしてね」と言われたことが印象に残っています。
チョン・ユシンさん(以下:チョン) 一つのイベントを開催するために、1カ月以上の時間をかけて準備しているのだということを運営側になって初めて知りました。社会に出る前に、裏方の仕事や役割を経験することができました。
――取材当日(9月30日)に行われたウェルカムパーティーも、準備を積み重ねて実現したんですね!
GJSSCから明大生への熱いメッセージ!
――これからの展望を教えてください!
柿沼 短期的には、秋学期に予定している全てのイベントを成功させたいです!また、GJSSCは留学生のサポート活動をしているので、留学生に「GJSSCのサポート制度を利用して良かったな」と思ってもらえるように、活動を充実させていきたいです。
――長期的な視点ではいかがですか?
柿沼 あまり考えていないです(笑)。というのも、GJSSCは毎年代替わりがあるので、その代によってさまざまな挑戦があるからです。後輩たちに期待しています!
――ありがとうございます。すてきな後輩の皆さんがいるので、これからのGJSSCも楽しみですね。最後に、読者に向けて一言お願いします!
吉濱 大学生は人から言われて動くよりも、自分から動く姿勢が大事だと思います!
秀岡 置かれた状況から、どうやって挑戦してコミュニティを広げていくかを意識して活動しています。
南川 私も、「挑戦してみること」が大切だと思います。「できないかも」と思っても、案外やってみたらできて新たな自分の力を発見できるので、挑戦してみてください。
パク 名前には「国際日本学部」とありますが、全学部の明大生に門戸が開かれているので、ぜひイベントに参加してみてください!
チョン 他学部の学生と交流する機会が少ないと思うので、ぜひイベントにいらしてください!
宮崎 正直、GJSSCに入らなかったら、大学生活はここまで充実していなかったと思います。高校生の方でもイベントによっては参加可能なので、興味がある方はぜひ参加してください!
柿沼 大学に入ると、世界が広がることを実感しています。高校生の時に想像しなかった人に出会い、さまざまな経験をすることができました。そして、人に喜んでもらうことがこんなにもうれしいことなのだと実感しました。この気持ちを、ぜひ皆さんにも体感してもらいたいです。
――GJSSCの活動に、自信を持って取り組まれている様子が伝わってきました。たくさん刺激を受けました!ありがとうございました!
編集後記
岩本:国際交流にかける思いや情熱が、さまざまな学生の心を動かしていると感じました。取材をお引き受けいただき、ありがとうございました。
吉田:メンバーそれぞれが紹介してくれる話の内容が濃くて、一人ひとりが積極的に活動に参加していることが感じられました!
寺坂:GJSSCならではのイベントや日々の活動がとても魅力的でした!全員が情熱を持って活動をされている姿が印象的でした。これからも応援しています!
高野:印象に残っているのが、「GJSSCにお世話になったから、今度は私がお手伝いする側になりたい」という理由でGJSSCに入った人が多かったことです。皆さん自身もGJSSCでの活動が楽しくて仕方がないという顔をされていて、本当にすてきな団体だなと思いました。これからも頑張ってください!
守屋:活動にかける熱い思いが伝わってきました!M-Navi記者初の中野キャンパスでの取材ということで、M-Navi記者にとっても、新しい扉を開いた取材になりました!GJSSCの皆さん、改めて取材のご協力ありがとうございました!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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