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2025.06.23

数学の「知識」を「実践」へ。世界が広がった総合数理学部でのキャンパスライフ|齊藤健太さん

総合数理学部Meijing数理・データサイエンス・AI

数学の理論とコンピューター技術を使って世の中の問題の解決を試みる「総合数理学部」。オープンキャンパスがきっかけでその学問の幅広さに衝撃を受けた齊藤健太さんに、学部での学びの魅力や、オープンキャンパスの運営団体「学生プロジェクト(学プロ)」の活動について聞きました。

明治大学での学生生活を紹介してくれた方齊藤健太さん(総合数理学部 現象数理学科3年)

プロフィール写真

齊藤さんのMeijingは、たくさんの挑戦から自分の世界を「広げる」を意味する “Expand” ing

オープンキャンパスで触れた総合数理学部の魅力

明治大学の総合数理学部に関心を持った理由を教えてください。

時間をかけて問題が解けたときの達成感が味わえる数学が中高生の頃から好きでした。理系と言えば実験や物作りのイメージが強いですが、僕自身はその分野よりも、もっと数学を使って何かできることはないだろうかと思っていました。

オープンキャンパスで総合数理学部の学生の発表を聞いたとき、研究の一環でゲームやCGをつくっている人もいると知り「こんなことを学べる学部があるんだ」と関心を持ちました。このことで、数学は自分が思っている以上にいろいろな可能性がある学問だということを感じましたし、「もっと学んでみたい!」と思いました。

実践的授業で知識が“使える”面白さに気づく

印象に残っている授業を教えてください。

2年次の秋に受けた「実験データ解析演習」という授業で、いくつかの班に分かれて、自分たちで決めたテーマに基づいて、実際のデータを収集し、解析して発表しました。

当時は、座学の解析の授業についていくのが精一杯で「これは何に使えるんだろう……」という気持ちが強くなって、ネガティブな気持ちになっていました。

「実験データ解析演習」の授業も受講するか正直悩んでいたのですが、「実際に学んだ知識を使ってみたい」という気持ちで1回目の授業に出てみることにしました。受講してみると、自分でテーマを決められて自分たちに任せてもらえるという空気感の授業でしたし、内容もグループワークなど演習が中心で、これまでの知識が実践へつながったようで「楽しい!」と思いました。

実際にどんなテーマでどんな解析をしているのですか?

僕たちの班は「野球・サッカーにおける観客動員数は何に基づいているか」をテーマにしました。重回帰分析という方法を使って、対戦相手や天気、そのときのチームの順位などの変数がどれくらい動員数に影響を与えているかを解析しました。

結果は予想とは全く違うものになりました。おそらく計算を途中で間違えている部分もあって、おかしな結果も出てしまったのですが、結果がどうだったかよりも、データを集めて「こういう風に解析したら正しい結果が出るんじゃないか」と何度もやり直し、班のみんなで話し合って進めた過程そのものが面白かったですね。「次はこういう結果が出るんじゃないか?」と予想している瞬間はわくわくして一番楽しかったですね。

研究室も統計学関連のテーマを選んでいると伺いました。

はい。総合数理学部現象数理学科では3年次の春学期は、研究室には「仮配属」という形ですが、応用数学という分野を学んでいく予定です。

高校の時から統計や確率の理論に興味があり、YouTubeなどで関連動画を見ていたので、有名な問題などは結構知っていました。ただ、当時は内容までは全然理解できていなくて、いざ大学で勉強していくと、知っていただけの知識が深まって「こういうことだったのか」と腑に落ちた感覚がありました。

そして先ほどお話ししたような実践的な授業を受けてみて「データを集めて解析していくのって楽しいな」と思えるようになり、その経験が研究室でも統計を学びたいと思った決め手になりました。

オープンキャンパスの運営団体・学生プロジェクト(学プロ)の経験が自分の挑戦を後押し

学プロに入った理由を教えてください。

僕自身が、オープンキャンパスに参加したことで「明治大学に入学したい」と決意したこともあり、同じように高校生にも総合数理学部と中野キャンパスの良さを知ってもらって、「オープンキャンパスに参加したから明治を選んだ」という人が増えてほしいという気持ちがあり、入りました。

学プロの活動を通じて成長したと感じることはなんでしょうか?

まずパワーポイントで資料を作るのがうまくなったと思います。僕は「トークパート」という大学のことを紹介する担当をしているのですが、同じ班の先輩たちは、高校生に関心を持って聞いてもらうために、オープニング映像で人気のテレビ番組の編集の良いところを真似してみたりとたくさんアイデアを出すんです。先輩たちの紹介を見ると、「すごいなあ」と思うことが多いので、負けないように、ぱっと見て分かりやすい資料を作ることを意識しました。

もともと「言葉で伝えること」には苦手意識があったのですが、この経験から成長したと思います。オープンキャンパス本番では、高校生80人くらいの前で話すので、初めは本当に緊張しましたが、だんだんプレゼンをするのが楽しくなっていきました。

この経験から、「もっと積極的にいろんなところへ飛び込んでいこう」と思えるようになったのかもしれません。

学プロのメンバーとの一枚。(後列左から2番目が本人)

友達の輪が広がった英会話プログラムへの挑戦

英会話のプログラムにも積極的に参加していますね。

もともと、英語が話せることに憧れがありました。中野キャンパスは、国際日本学部の学生も学んでいるので「留学生の友達ができるかも」という期待もありました。

2年次の春休みに学部間共通外国語(MLP)の春期集中講座である英会話合宿のプログラムに参加しました。これは、明治大学のセミナーハウスで7泊8日、「起きてから寝るまで英語のみ」で生活する「国内留学」のようなプログラムです。いろいろな事情で留学に行くのが難しく、その代わりとして参加したのですが、国内であっても、英語漬けの生活はとても刺激的で、他学部の友達もたくさんできて、とても楽しかったです。

この合宿で仲良くなった友達から、他の英語プログラムにも誘われ、このインタビューの直前にちょうど参加してきたのですが、今日のトークテーマの一つは「未来の自分に聞いてみたいことは?」という面白いもので盛り上がりました。

残りの大学生活で、もっと英語力を伸ばしていきたいです!

英会話合宿で、学部を超えて切磋琢磨する友達ができました

これまでの学びと経験を生かして日本のコンテンツの良さを広めたい

将来のビジョンについて教えてください。

デジタルコンテンツを制作するエンタメ系企業に就職して、日本の素晴らしい映像作品を広めていく仕事をしたいと思っています。もともと英語力を伸ばすために、大学に入ってから映画を見るようになったのですが、自分の感性が豊かになっているような気がしています。最近はショート動画などの流行の影響で、良い作品でも映画などが流行りにくくなっていると感じます。なぜこの作品が人気なのか、どうして売れるのか、といったことはデータが出せるので、大学で培った統計のスキルが生かせるかもしれません。

自分が映画を見て心を突き動かされた経験があるので、感情をかき立てるような作品を世の中に広めることに関わりたいと思っています。

やりたいことが分からない人こそ、明治大学でたくさんの人と出会ってみてほしい

最後に、高校生の皆さんにメッセージをお願いします!

明治大学は挑戦できるための環境が整っていると感じます。やりたいことが決まっている人はそのまま突き進んでほしいです。

でも、僕もそうでしたが、ほとんどの人は「何か挑戦したいけど、何をやったらいいのか分からない」という状態ではないでしょうか。そういうときは、まず、いろいろなことに参加して、たくさんのものに触れてみてください。

そうしていくうちに「この分野面白そうだな」と感じたり、参加した先で出会った友達が関心を持っている分野に誘ってもらったりして、自然と「次はこういうことをやってみよう」という気持ちが湧いてきます。薄く広くでもいいので、まずたくさんの人と出会ってみてください。たくさんの経験をして、ぜひ明治大学で自分だけの思い出を作ってください!

Meijing――自分だけの「個」をみつけて「前へ」 進み続ける明大生を応援するプロジェクト

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