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2026.09.01

ヨット部躍進の陰の立役者|ヨット部 山谷碧空

ヨット部スポーツ

第672回 明大スポーツ新聞部 ズームアップ
文・写真/尼子 雄一(政治経済学部2年)

今年度、改革を行い、5月に行われた関東学生春季選手権(春インカレ)で27年ぶりの3位を達成した明大ヨット部。体育会としては珍しい、学生によるスポンサー獲得活動を行っている。その中心を担っているのがマネージャーの山谷碧空(政治経済学部3年=西大和学園高校)だ。

最初は選手として入部した山谷だったが、1年次の秋に負ったケガで、競技続行が難しくなってしまった。そこで選んだのは、マネージャーに転向し“陸からの貢献”をすること。ヨット部は競技にかかる費用が多く、経済的な理由で辞めてしまう部員も少なくない。その姿を見て「部員はヨットが楽しいから部に入ってきている。それを守れるなら、やる価値がある」と、資金集めのためのスポンサーシップ室を立ち上げた。

スポンサー提案はヨット部と関係性のない企業に対して行うことが多い。それはヨット部の魅力をより多くの人に知ってもらい“愛されるチーム”となるため。この取り組みは春インカレでも行われた。より多くの人に大会を見に来てもらうべく、ヨット部の卒業生や保護者らに直接連絡を取り、応援をお願いした。すると大会当日、多くの人が応援に訪れ、ヨットハーバーを紫紺に染め上げることに成功した。

ヨット部の今年度のスローガンである“Be a Stunner”を陸上から体現する山谷。この追い風を背に、部員たちは全日本の舞台へ挑む。

(やまたに・そら 政治経済学部3年 西大和学園高校)

明治大学広報第813号(2026年9月1日発行)掲載