就職内定先 | マルハニチロ株式会社 |
内定先を選んだ理由を教えてください。
マルハニチロ株式会社は、幅広い商品カテゴリ(水産・畜産物、冷凍食品、缶詰、レトルト、ゼリー、ハム・ソーセージなど)を持つ、総合食品メーカーで、私の大好きな「食」にいろいろな方面から携わることができると思ったからです。また、インターンシップやOB訪問で、数10名の社員の方たちとお話をした時に、活発で明るい社風を感じ、人思いで温かい社員の方々の人柄に強く憧れました。
どんな大学生活を送っていましたか?
海外農業研修、ワーキング・ホリデー(相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国および滞在期間中における旅行、滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度)、ファームステイ実習に参加して、国内外の農業の現場を訪ねました。食料生産や加工・販売の現場を知るとともに、「食」が人々の命の源であることや、おいしいものは人を幸せな気持ちにできることを実感しました。
元々食べることが大好きなので、大学の友人と授業の後で食事に行ったり、趣味の吹奏楽の仲間と食事会をしたりして、楽しい日々を過ごしました。コロナ禍では、スーパーマーケット巡りや料理に目覚めました!
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
先輩にインターンシップに参加することを勧められて、大学2年次の夏に食品の会社2社のインターンシップに参加しました。本格的に開始したのは、3年次の6月ごろです。社会人の吹奏楽団に所属しているので、社会人の先輩方に自己分析を手伝ってもらったり、エントリーシートを添削してもらったりしました。
本選考の期間に入ると、マルハニチロ株式会社のインターンシップで出会った他大学の友人と、企業研究や面接の練習をして、励まし合いながら対策をしました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
役立ったアイテムは、ノートです。説明会などのメモや予定だけでなく、インターンシップやOB訪問でお会いした方々のお話やその時に感じたことを細かく書いていました。何カ月か経過しても、見返すことで鮮明に思い出すことができて役に立ちました。
また、面接の時にも小さいメモ帳をスーツのポケットに入れて、逆質問(面接官から「何か質問はありますか」と聞かれること)に対しての回答やフィードバックをいただいた時に、すぐにメモを取れるようにしていました。

就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
食品業界に就職をしたかったので、スーパーマーケットやコンビニエンスストアを回って、いろいろなメーカーの商品を購入して食べたり、珍しい棚割り(商品を陳列棚のどこに、どのくらい、陳列するかを計画すること)を見つけたりする「市場調査」をしました。
企業研究になるだけでなく、インターンシップや選考の時に、「市場調査」で蓄えた知識を交えながらお話をして、志望に対する思いや「食」への強い気持ちをアピールできたのでお勧めします!マルハニチロ株式会社の最終面接では、「自作の製品研究リスト」を見せながら、熱い気持ちを面接官に伝えました!
「やっておけば良かったこと」はありますか?
他業界のインターンシップに参加することです。最初から「私は食品業界」と決めて業界を絞って企業を調べていました。志望業界を決めるに当たって、さまざまな業界を見ることで視野が広がると思います。さまざまな業界を見ている友人や社会人の先輩方の話を聞きながら、痛感しました。たとえ結果が同じになっても他業界と比較することで、納得感を持って就職活動を進めることができるし、面接での説得力が増すと思います。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
「いつから就職活動を始めればいいのだろう?」と思った瞬間が始め時だと思います! 早い時期から始めて損はないです。学生から社会人になるに当たって、私の一度きりの人生や大学卒業後の環境について考えることは、とても大切なことだと思うからです。単なるエントリーシートの作成や面接の準備ではなく、自分のやりたいことに向かって行動する手段として就職活動を進めることで、納得のいく進路に近づけると思います。体に気を付けて、頑張ってください。応援しています!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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