この企業を志望した理由を教えてください。
クライアント企業が抱える問題を解決し、経営目標の達成を支援する「守りのコンサル」の業務内容に魅力を感じ、内定先を第一志望と考え就職活動に励みました。クライアントに寄り添うことのできるコンサルタントとして成長し続けることができる職場環境が整っていることも、内定先を選んだ理由の一つです。
どんな大学生活を送っていましたか?
大学では、主に会計学や英語を学んでいました。経営学部の「CAP」というカリキュラムに参加し、学んだことを生かし、日商簿記検定2級を取得しました。また、「GREAT」という英語のカリキュラムに参加したことで、より専門的な英語スキルを身に付けることができました。アルバイトは、塾講師として受験生に英語や数学を教えています。アルバイトを通して、コミュニケーション能力を培うことができました。
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
就職活動を始めたのは、大学3年次の春ごろでした。元々コンサル業界に興味があったので、インターンシップの募集が早いコンサル業界に多数応募しました。今思えば、自己分析もせずにエントリーシートを出し続けていて、無鉄砲でした。案の定あまり選考の通過率が良くなかったので、それ以降エントリーシートのブラッシュアップに努めました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
「自己分析ノート」を作りました。マイナビに掲載されている自己診断分析の結果や、市販の自己分析の参考書の質問に対する自分の答えなどをまとめて、「自分とはどういう人間なのか」ということを言語化できるようにしていました。また、面接終了後には聞かれた質問とそれに対する自分の返答をまとめ、その面接の反省を行い、次の選考に向けて準備しました。
就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
早い段階からさまざまなインターンシップに応募し、参加できて良かったと思います。就職活動を始めた当初に既に興味のある業界が絞られていても、他の多岐にわたる業界を知ることは、後悔しないためにも必要なことだと感じました。また、ガクチカ(学生生活で力を入れたこと)を一つに絞らずにいろいろなエピソードを持っていた方がたくさん話す内容があり、面接の時に困りませんでした。
「やっておけば良かったこと」はありますか?
自分の志望する業界についての知識を、蓄えておけば良かったと思います。入社前なので知らないことが多くて当然ですが、業務内容のどこに興味があって、どんなところに課題があり、どうアプローチしたのかということを話せる方が、面接の際により仕事へのパッションを伝えることができると思います。
コロナ禍の就職活動で大変だったことはありますか?
ほとんどの面接がリモートだったのですが、リモート形式に慣れすぎてしまって、急きょ決まった対面の面接で入室マナーなどが頭に入っていなくて、少し慌ててしまいました。コロナ禍でリモート形式の面接やインターンシップに慣れすぎないということも、大切かもしれません。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
就職活動をしている人で、選考を受け全ての企業から内定を頂ける人は少ないと思います。例え一つの企業の選考に落ちてしまっても、人格が否定されたと思うのではなく、ただ相性が悪かったと思い、次の選考に向けて気持ちを切り替えて対策しましょう。まだ将来にやりたいことが見つからない人は、最初から業種を絞ろうとせず、いろいろな企業について知るということから始めましょう。つらいことは一人で抱え込まず、家族や友人と共有して乗り越えてください。皆さんが満足のいく就職活動ができることを願っています。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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