就職内定先 | 三菱電機株式会社 |
内定先を選んだ理由を教えてください。
内定先を選んだ理由は「高い技術力を世界中に広げることにより、世界のものづくりに貢献し、豊かな生活を支えたい」という私の就職活動の軸に最も合致していたためです。
ものづくりに関心を持ったきっかけは、ゼミの先生が担当する「日本的ものづくり論」という授業を履修したことです。この授業を受けてから、「会社の技術力の下で製造されるものに直接携わり、人々の生活を根底から支えて豊かにしたい!」と考えるようになりました。軸に合っている企業の中で、「最も海外売上比率が高かった点」「海外展開に積極的な社風」に引かれ、選択しました。
どんな大学生活を送っていましたか?
学費を捻出するために、学内外の奨学金の獲得とアルバイトに集中しました。朝5時に起床してカフェのモーニングのアルバイトを行い、講義が終わればアパレル店で接客業をしていました。学業と朝晩二つのアルバイトを両立させるために、授業時間を最大限活用し、集中的に勉強しました。その結果、学内外の奨学金を受給し、自立した生活を送ることができました。
就職活動はいつ頃から、どのように進めましたか?
4年次の1月から本格的に就職活動を始めました。まず、「日本と韓国のどちらで就職するか」について深く悩みました。そのため、他の学生よりも遅いペースで就職活動を進めました。さらに、インターンシップにも積極的に関わることができませんでした。
その状況の中で、自己分析と企業研究、SPI(適性検査)の勉強を慌てて準備し、1日に3回ほど会社の説明会に参加しました。忙しさで食事もおろそかになってしまうような日々でした。そして、4月までに約40社にエントリーシート(ES)を提出し、5月半ばに内定を受け、就職活動を終了しました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
私にとって最も役に立ったアイテムは、「タブレットPC」です。タブレットPCは、会社の説明会を聞く時にメモを取りながら企業の情報をすぐに検索することができたので利便性がありました。そのメモを業界別に分類して検索することも容易でした。
また、自己分析やESを書く時に、頭の中にある考えを整理する作業でも役立ちました。筆記試験も大学が提供する「Maruzen eBook Library」というサービスから、筆記試験対策の本をダウンロードしてタブレットPCで勉強しました。とても便利でした!

就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
私の強みである語学力を証明するために、日本語と英語の資格を取得したことです。「自分の強みである韓国語、日本語、英語の語学力とコミュニケーション能力を生かしながら、グローバルな舞台で活躍したい!」と考えたからです。実際に目標とした日本語と英語の検定試験の成績を内定先にアピールできたことが良かったです。
「やっておけば良かったこと」はありますか?
他の学生より就職活動を遅く始めたため、短期間で準備しなければならないことが多くありました。インターンシップについては、他にも準備するものが多くあったので、自然とおろそかになってしまいました。その中で、「インターンシップに参加しなくても最終的に内定をもらえる」「参加したけれど、あまり役に立たなかった」という友人の話も聞きました。また、インターンシップに参加することに対して、正直なところ私自身の気が進みませんでした。
しかし、今考えてみると、自分のやりたい仕事や業界を理解するためには、インターンシップに参加しておけば良かったと後悔しています。
コロナ禍の就職活動で大変だったことは?
対面の企業説明会や就職活動イベントなどがオンラインでの開催になったため、実際に会社の雰囲気をつかむことが難しかったです。コロナ禍では、社員の方の人柄や会社の雰囲気などを肌で感じられる機会が少なかったです。さらに、オンライン形式は家でモニターばかりを見る時間がずっと続いたので、ストレスがたまりました。このような時は甘いスイーツを食べて気分転換をしながら、つらい時期を乗り越えました。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
皆さん、オンライン活動が増えて、家にいる時間が長くなったと思います。コロナ禍は大変な時期ではありますが、自分自身を振り返ると、自分が本当に求めているものについてじっくりと考えることができた良い機会となりました。志望した全ての会社に内定をもらうことは、やはり難しいです。もし、志望した会社に落ちてもくじけずに気持ちを切り替えて、自分のすべきことを継続することが大事です。自分のペースで後悔なく、走り抜けてください!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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