内定先を選んだ理由を教えてください。
主に以下の理由が挙げられます。
その他にも、選考を通じて社員の方々の穏やかな雰囲気が心地よいと感じたことも、入社を決定するに至った理由です。
どんな大学生活を送っていましたか?
【剣道サークル】
大学1年次に同期の友人と設立し、留学生を集めて剣道を通じて国際交流ができる場を作りました。留学生から西洋の剣術である「レイピア」も教えてもらい、学内で異文化に触れる貴重な経験ができました。
【留学】
法学部が実施する「ハワイ大学春期法学研修」に参加しました。ロースクールやハワイ州裁判所などを見学したことで、「海外で仕事がしてみたい」と考えるようになりました。
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
私は1年間の就職留年を経験しています。現役の時は圧倒的に就職活動の準備不足だったので、留年を決めた4年次の6月に活動を再開しました。3年次での就職活動の反省を踏まえて、2年目は先輩にエントリーシートの添削や面接対策をお願いしながら、インターンシップや本選考に臨みました。
就職活動が思うようにいかないことも多かったですが、周りの人に相談したり、剣道や旅行などでリフレッシュしたりしていました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
企業研究の内容をまとめたノートとWebテスト用ノートです。前者は企業のIR情報や前回の面接で受けた質問などをまとめたもので、面接前に目を通して、どのような事を話すか戦略を立てました。後者はWebテストの問題集を解いたノートで、Webテスト前はお守りとして、「これだけやったから大丈夫」と気持ちを奮い立たせていました。
就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
積極的に人の助けを求める事です。先輩からエントリーシートや面接練習のフィードバックをもらって改善していくPDCAサイクル(※)を繰り返すことで、通過率を上げていくことができました。また、OB訪問を頻繁に行うことによって、その企業で実現できることを知り、内定を得るためのヒントを得られたことは大きかったです。
※PDCAサイクル:PDCAとは、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)の頭文字を取ったもので、継続的に品質を管理するための手法
「やっておけば良かったこと」はありますか?
就職活動の結果に関しては満足していますが、強いて言えば、もっと幅広くいろいろな企業を見ても良かったと思いました。就職活動後に技術博物館に赴いた際、私自身が知らなかった企業も日本の製造業を支えているという事に気付きました。
また、現役の頃の就職活動ではSPIなどのWebテスト対策が不足していたので、早めの準備が必要だと感じています。
コロナ禍の就職活動で大変だったことは?
情報収集が大変でした。従来であれば、サークルや対面のインターンシップで入ってきていた就職活動の情報も、コロナ禍で入手が難しくなりました。インターネットは正しい情報と間違った情報の玉石混交なので、オンラインでのOB訪問などで、できるだけ「人」を通じて正しい情報を集めることを意識していました。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
就職活動はどれだけ準備したかということが重要だと思います。私も就職活動の準備が十分でなかったばかりに就職留年をすることになりました。これから就職活動に挑む方は私を反面教師に、早いうちから徹底した準備を行うことを心掛けてください。そして既に就職留年をされている方も、しっかりと正しい形で就職活動を行えば結果は出てくると思うので、心にゆとりを持って頑張ってください。
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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