内定先を選んだ理由を教えてください。
「自分自身の言葉や行動で、より多くの他者の人生に影響を与える仕事がしたい」という私の思いを実現することができると考えたからです。株式会社ベネッセコーポレーションは「全員が企画職」に当たります。また、業界1位のシェア、事業領域、ビッグデータなどの「リソース」があることから、まさに自分の言葉や行動を通して作った企画を、全国のより多くのお客さまにお届けすることができると思い、志望しました。
どんな大学生活を送っていましたか?
明治大学のオープンキャンパス企画・運営に携わる学生団体「学生プロジェクト」における活動に注力していました。オープンキャンパスではキャンパスツアーを担当し、全国から訪れる高校生をはじめとした来場者の方々に、明治大学の魅力を存分に楽しくお伝えしてきました。 この活動を通して、多くの高校生と言葉を交わす経験ができたほか、最高の仲間に恵まれ、本当に充実した4年間を過ごすことができたと感じています。
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
2年次の2月頃からWebテストの勉強に取り組み始めたと同時に、エントリーシートにおける「学生時代に力を入れたこと」や「自己PR」などといった設問に対する自分の回答を考え始めました。以降、Webテストの勉強は「毎日1時間」を目標に継続し、エントリーシートの回答は、就職キャリア支援センターの方や先輩に相談しながら、時間をかけて自分が納得できるものに仕上げました。また、仕事研究セミナーなどの学内イベントに参加して、業界・企業研究を進めました。
就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
Microsoftが提供するオンラインストレージ「OneDrive」です。エントリーシートや履歴書など、就職活動に関する資料は全てOneDriveに保存するようにしていました。自宅PC、タブレット、スマートフォン、学校PCなど、どの端末からでもアクセス可能であるため、場所を選ばず手軽にエントリーシートを作成することができて、大変便利でした。
就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
「積極的に行動すること」です。私は3年次の5月末頃から、少しでも興味があるインターンシップには積極的に参加しました。インターンシップで実際に業務を経験したり、社員の方と交流をしたりすることで、業界・企業への理解を深めることができました。また、オファーをいただいた企業の選考や、インターンシップに参加した企業の早期選考に積極的に挑戦することで、面接の経験を多く積むことができ、第1志望の選考にも大きなプラスになりました。
「やっておけば良かったこと」はありますか?
「業界を絞りすぎないこと」です。私は、夏のインターンシップの段階で業界を2~3個に絞っていましたが、秋頃になってから、その他複数の業界にも興味を持つようになり、これらの業界については秋冬のインターンシップに急いで応募して業界・企業研究を進めるという形になってしまいました。秋から冬にかけては早期選考の対策で忙しい時期でもあったため、夏のインターンシップの段階で、もう少し業界を広く見ておけば良かったと思っています。
コロナ禍の就職活動で大変だったことは?
「動画選考」に苦戦しました。オンライン面接は画面に面接官の顔が見えているため、会話している感覚で問題なく話すことができた一方で、動画選考はカメラに向かって一人で話し続けなければならず、非常に違和感がありました。
また、オンライン面接と違って、撮り直しができるという仕組みだからこそ、自分のちょっとした言い間違いや噛んでしまったことに敏感になり、何度も何度も動画を撮り直すことで非常に時間を要しました。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
「どんな業界に興味があるのか分からない」「今エントリーシートを出しても受かる気がしない」このような悩みを抱えるアナタにこそ、「まずは『今すぐ』行動してみましょう!」とお伝えしたいです。 仕事研究セミナーなどのイベントに参加したり、インターンシップに参加したりすることで、初めて自分に合った業界や企業に出会えるかもしれません。実際にエントリーシートを書いてみると、今の自分に何が足りないのかを知ることができるかもしれません。
先輩や周囲の大人たちをとことん頼って、時には友人と励まし合いながら、とにかく行動し続けることで、就職活動を乗り越えていってください。皆さんの成功を心より応援しています!
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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