
就職内定先 | 野村證券株式会社 |
内定先を選んだ理由を教えてください。
私が就職活動の軸として掲げていた、目の前のお客さまに「自分自身」という付加価値を提供できること、若手でも責任のある仕事を任せてもらえること、知名度や給与水準などに内定先が当てはまっていたからです。また、大学のOB・OGの方々にお話を伺ったところ、人を育てる風土の中、皆さんが生き生きと仕事をされていることが分かり、魅力的に感じたことも理由の一つです。
どんな大学生活を送っていましたか?
アルバイトが中心の大学生活を送っていました。個人経営のたい焼き屋さんで働いていたのですが、お店の方々は「お客さまにもっと喜んでいただくためには何ができるのか」ということを常に考えていらっしゃいました。そのような方々に囲まれて過ごす日々はとても刺激的で、私も自分なりに考えて工夫したことで目の前のお客さまに笑顔になっていただいた瞬間は、とても幸せでした。この経験が、就職活動を行う上での軸の一つにつながりました。
就職活動はいつぐらいから、どのように進めましたか?
2年次の12月から就職活動を意識し始め、『絶対内定2023 自己分析とキャリアデザインの描き方』(ダイヤモンド社)という書籍を使って自己分析をしました。3年次の4月からはエントリーシート(ES)の作成や面接練習に取り組みました。就職活動が本格化する直前の時期は、就職キャリア支援センターで模擬面接練習に参加したり、図書館で想定質問を考えたり、企業研究をしたりして過ごしていました。

就職活動をする上で役立ったアイテムがあれば教えてください。
Googleドキュメントとスプレッドシートです。私はドキュメントに企業ごとの情報や志望理由、スプレッドシートに面接での想定質問をまとめていました。パソコンだけでなく、スマホからも簡単にアクセスできるので、面接へ向かう電車の中や隙間時間での再確認に役立てていました。
就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。
就職キャリア支援センターに通い続けたことです。私は就職キャリア支援センターにほぼ毎日通い、個別相談や模擬面接などのサポートを受け、そこでもらったアドバイスやフィードバックを意識するようにしていました。その結果、無事に就職活動を終えることができました。もちろん、いろいろな就職活動の方法があると思いますが、ESの添削や模擬面接などについては、就職活動支援のプロに見ていただくことが成功への近道だと感じました。
「やっておけば良かったこと」はありますか?
幅広くさまざまな業界を見ておくことです。私は3年次の秋頃から選考をしている一社のみに絞って対策をしていたのですが、残念ながら選考に落ちてしまい、4年次の2月から就職活動を一からスタートすることになりました。そのため、早い段階から業界を絞りすぎず、選考がうまく進まない場合のリスクまで考えて就職活動することをお勧めします。
これから就職活動を迎える明大生へのメッセージ・アドバイス
就職活動は単に内定を獲得するためだけのものではなく、自分と向き合うことで成長できる機会です。私自身も就職活動を通して自問自答を繰り返し、自分の甘さと向き合うことで、周囲の人から一皮むけたと言ってもらうことができました。
そうは言っても、「就活=大変そう」という気持ちはとても分かります。私も当時は本当に苦しくて、どこからも内定をもらえないのではないかと不安で泣いた日が何度もありました。しかし、最後まで諦めなかった結果、憧れの企業から内定を頂くことができ、自分のことをさらに好きになりました。
皆さんもぜひ、学生最後の機会として自分と真剣に向き合ってみてください。応援しています!
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