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明大生にフォーカス
2017.11.29

「創立者のふるさと活動隊」岸本辰雄初代校長のルーツを求め、鳥取県へ|明治大学

明治大学「創立者のふるさと活動隊」では、明治大学の3人の創立者と、そのふるさとである鳥取県鳥取市・山形県天童市・福井県鯖江市について学ぶことで、大学のルーツを知る活動を行っています。今回は、岸本辰雄初代校長の出身地である鳥取県に行った櫻本さんに、「創立者のふるさと活動隊」での経験について紹介してもらいます。
focus35_1 岸本辰雄初代校長の銅像前にて(本人右から2番目)

創立者のふるさと活動隊

活動内容を教えてください。

明治大学創立者の1人である岸本辰雄初代校長の生い立ちや、大学創立までの歴史を学び、大学のルーツを知るために、岸本辰雄初代校長の出身地である鳥取県に青春18きっぷを使って行きました。現地では徒歩とバスで県内を移動し、鳥取県に住んでいる方々と交流をしながら、徒歩でしか見つけられない鳥取県の魅力を発見し、Twitterを使って多くの人々に発信するという活動を行いました。

活動に参加しようと思ったきっかけはありますか?

将来的に地方公務員になることを目指しているため、この活動に参加すれば、大きく成長できると考えたのが主な理由です。また、修学旅行以外で関東地方から出たことがほとんどなかったので、行ったことがない地域に行ってみたいと思ったことも理由の一つです。

focus35_2 着物リメイク専門店「織房」にてお話を伺いました

現地に行く前にはどのような準備をしましたか?

明治大学の創立者および鳥取県についての基礎知識を身に付けるため、事前を受けました。さらに、メンバー全員で鳥取県までの青春18きっぷを使った電車のルート、現地で使うバスのルートを時刻表などを用いて調べました。

現地ではどのような活動をしましたか?

鳥取県内の約40kmを歩いて周り、周辺の方に岸本辰雄初代校長の認知度調査を行いました。また、鳥取県の魅力についても教えていただき、後から自分たちで見付けた魅力をまとめ、鳥取県庁で発表させていただきました。

鳥取県への印象は変わりましたか?

初めは正直なところ、「鳥取県」と言われても、「砂丘」しか思い浮かびませんでした。しかし、実際に行ってみると、きれいな海、山、おいしい食べ物、優しく接してくださる県民の方々など、鳥取県の魅力をたくさん感じることができ、帰りたくないと思うほど、鳥取県が大好きになりました。

印象的だったことは、した方の中には、鳥取県の魅力をもっと知ってもらいたいと考え、活動している方々がたくさんいらっしゃったことです。鳥取県を愛し、活動していらっしゃる方々の話を聞くことで、今までどこか他人事のように考えていた地方創生問題を真剣に考えるきっかけとなりました。

focus35_3 株式会社中原醤油店にてお話を伺いました

自分の成長が感じられたエピソードを教えてください。

活動報告を鳥取県庁で発表させていただいた時に、成長を感じました。明治大学のOB・OGの皆さん、鳥取県庁の方々、新聞記者の方々など、大勢の前で発表するのは初めてだったのでとても緊張しました。今回の発表の中で度胸が付いたと思います。

また、何十kmも歩いた後に発表をまとめることは本当に大変でしたが、その中で先輩の発表の技術の高さを感じました。私も大学で多くのことを学び、先輩のような技術を身に付けたいです。

活動を終えて、今後取り組んでいきたいことはありますか?

多くのことを学ぶことができたとともに、自分の力不足を実感しました。鳥取県庁での発表、計画など先輩方に甘えてばかりいました。来年は私も2年生になり、先輩になるので、今後は後輩を引っ張っていけるような先輩になるべく、努力をしたいと思います。

読者へのメッセージをお願いします。

今回の活動は私にとってはじめてのことが多く、とても不安でした。しかし、すてきな方々と出会い、学ぶことができ、一生の思い出となりました。最初は不安でも興味のあることに勇気を持って参加すれば、多くのことを得られると分かりました。来年も「創立者のふるさと活動隊」は活動を行います。興味のある方はぜひ参加してください。きっとすてきな経験ができます。

鳥取県での活動を紹介してくれた方櫻本汐里さん(学部1年)
focus35_4 途中で立ち寄った「潮風の丘とまり」にて(本人一番左)
※ページの内容や掲載者のプロフィールなどは、記事公開当時のものです
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