(写真:明大スポーツ新聞部)体育会ハンドボール部は、11月2日から6日にかけて、いしかわ総合スポーツセンター(石川県金沢市)で開催された令和7年度全日本学生ハンドボール選手権大会(インカレ)に出場し、創部史上初となる優勝を果たした。
準々決勝・準決勝はいずれも1点差の接戦を制して決勝へ。決勝戦では、同じく初優勝を懸けた関西学院大学と対戦した。試合は前半を18―10と大きくリードして折り返したが、後半は関学大の反撃を受ける展開に。それでも、ゴールキーパーの坂本京介選手(経営学部1年)が好セーブを連発し、最後までリードを守り抜いて34―28で勝利した。
個人表彰では、優秀選手賞に坂本選手・青砥直輝選手(商学部1年)・栃尾佑選手(法学部3年)、特別賞に向谷内海都選手(経営学部3年)、優秀監督賞に加藤良典監督(2011年農学部卒・明治大学職員)が選出された。
4年生にとって最後の公式戦となったインカレは、悲願の優勝で締めくくられた。なお、本大会の結果を受け、12月17日から21日に開催される第77回日本ハンドボール選手権大会には、関東ブロック枠ではなく学連推薦枠で出場することが決定した。
シュートを放つ栃尾選手(写真:明大スポーツ新聞部)加藤良典監督のコメント
このたび、創部87年目にして初優勝を成し遂げることができ、大変うれしく思います。長い伝統を誇る明治大学ハンドボール部の歴史に新たな1ページを刻むことができたのは、日々努力を重ねた選手たちはもちろん、OB・OG、保護者の皆さま、そして部を支えてくださった全ての関係者の皆さまのお力添えのおかげです。この結果に満足することなく、今後もさらなる成長を目指し、2連覇を目標にチーム一丸となって精進してまいります。
外種子田渓汰主将(商学部4年)のコメント
日本一になることができて、本当にうれしく思います。春・秋ともにリーグ戦は3位に終わり、インカレこそはという強い思いで臨みました。初戦から苦しい試合が続きましたが、試合を重ねるごとにチームの成長を実感し、中央大学や国士舘大学に勝利できたことはその成果だと思います。このチームで創部史上初の優勝を成し遂げ、明治大学の歴史に名を刻むことができたことを誇りに思います。多くの方々の応援に心から感謝しています。


