明治大学体育会サッカー部は12月3日、日本プロサッカーリーグ「Jリーグ」への加入が内定した5選手の記者会見を、駿河台キャンパス・大学会館で開催した。
Jリーグへの加入が内定したのは、主将・島野怜選手(法学部4年/柏レイソル)、林晴己選手(政治経済学部4年/鹿島アントラーズ)、真鍋隼虎選手(政治経済学部4年/藤枝MYFC)、藤森颯太選手(政治経済学部4年/レノファ山口FC)、三品直哉選手(商学部4年/鹿児島ユナイテッドFC)の5選手。
左から、三品直哉選手(商学部4年/鹿児島ユナイテッドFC)、藤森颯太選手(政治経済学部4年/レノファ山口FC)、真鍋隼虎選手(政治経済学部4年/藤枝MYFC)、林晴己選手(政治経済学部4年/鹿島アントラーズ)、主将 島野怜選手(法学部4年/柏レイソル)、池上寿之監督会見は、体育会サッカー部の井上優部長(文学部教授)のあいさつに続いて、今年度から就任した池上寿之監督が各選手のプレースタイルや人物像を紹介。池上監督は「選手たちは日々の練習を含め、常に100%で全ての力を出してくれている。今週末から開催されるインカレこそは、日本一のタイトルを目指して部員全員が笑顔で終われるように取り組みたい。加入内定が決まっている選手たちは明治で培った強みを生かしながら、それぞれの舞台で活躍してほしい」と激励の言葉をかけた。
あいさつに続き、5選手それぞれのプレースタイルや強みを紹介する池上寿之監督続いて、5選手がそれぞれマイクを持ち、部関係者への謝辞や内定の喜びを語るとともに、加入後の活躍を誓った。
Jリーグ各クラブへの加入内定選手と各選手のコメントは次のとおり。
主将・島野怜(しまの・れい)選手/柏レイソル
明治での4年間を通して守備力を向上することができ、また、プレー面以外では人としても大きく成長ができた。プロ入り後は明治で培った力を生かしながら、一早く試合に出場し、レイソルの勝利やタイトル獲得に貢献したい。そして将来的には世界に羽ばたく選手になりたい。
柏レイソルに加入内定した主将・島野怜選手林晴己(はやし・はるき)選手/鹿島アントラーズ
1年次の総理大臣杯の初戦(関東学院大学戦)で初出場、初ゴールを達成したことが4年間で最も印象に残っている。鹿島アントラーズでは、クラブのタイトル獲得への貢献と二桁ゴールを目標に頑張っていきたい。
鹿島アントラーズに加入内定した林晴己選手真鍋隼虎(まなべ・はやと)選手/藤枝MYFC
夏の川上村合宿でチームメートと一緒にプレーし、フィジカル面を鍛えられた。来年から藤枝MYFCでは常に結果が求められるポジションになるので、自分の強みをしっかりと出しながら二桁得点を目標に掲げ、支えてくれた全ての皆さまにプレーで感謝を伝えられるように取り組んでいきたい。
藤枝MYFCに加入内定した真鍋隼虎選手藤森颯太(ふじもり・そうた)選手/レノファ山口FC
大学1年次の時は毎朝の練習がきつく感じたり、初めての寮生活で大変なこともあったが、振り返ってみるとたくさんの思い出が詰まった4年間だった。夢であったプロサッカー選手としてレノファ山口FCでは、J1の舞台に向かって一歩ずつ精進していきたい。
レノファ山口FCに加入内定した藤森颯太選手三品直哉(みしな・なおや)選手/鹿児島ユナイテッドFC
明大サッカー部では高校時代に課題であった守備の強度や守備の意識を磨くことができた。来期からは鹿児島ユナイテッドFCで開幕スタメンを目標に、将来はファン・サポーターの方々から愛され、応援される選手になれるよう、日々努力していきたい。
鹿児島ユナイテッドFCに加入内定した三品直哉選手さらに、サプライズで内定先の各クラブから選手への動画メッセージが上映された。
柏レイソルは校友の瀬川祐輔選手(2016年政治経済学部卒業)から、鹿島アントラーズは椎本邦一スカウトと牛島真諭スカウトから、藤枝MYFCは徳田航介代表取締役から、レノファ山口FCは佐藤謙介強化部長から、鹿児島ユナイテッドFCは赤尾公強化部長からそれぞれメッセージが寄せられた。
柏レイソルに加入内定した島野怜選手への動画メッセージには、瀬川祐輔選手が登場し、笑顔の島野選手(右)その後、写真撮影が行われ、記者会見は終了となった。
これで明治大学体育会サッカー部からは16年連続のJリーガー輩出となった。
加入クラブのユニフォーム姿でガッツポーズの5選手と明治大学公式キャラクター「めいじろう」との一枚

