
体育会自転車部の渡部春雅選手(政経4)が、5月29日から6月2日までコスタリカで開催された世界大学自転車競技選手権(WORLD UNIVERSITY CHAMPIONSHIP CYCLING COSTA RICA 2024)に大学代表として出場した。初日に行われたクリテリウム種目において体格で勝る海外選手を相手に見事4位に入賞した。渡部選手は、クリテリウムのほかに、タイムトライアル、ロードレース、マウンテンバイクXCE、同XCOの全5種目に出場。複数の入賞を果たした。
帰国後間もなく出場した第9回全日本学生選手権個人ロードタイムトライアル自転車競技大会(6月8日・9日開催)では、36分47秒(41.1km/h)のタイムで自身2度目の優勝を飾った。
渡部春雅選手のコメント
コスタリカの世界選手権では、5日間で全5種目に出場するというハードなスケジュールでした。飛行機の遅延、荷物のロストで移動に40時間近くかかってしまい、着いたのはレース前日の朝方。さらに時差が15時間もあり、体調を合わせることができず、前半は納得のいく走りができませんでした。
レースでは自転車大国のヨーロッパの選手が前を固め、自分は後手に回ってしまったことが、今回一番の反省点です。自分から攻撃する強さをもっと身に付けていきたいと思います。
今回の遠征では、コスタリカの文化や食事を含め、多くの国の選手やスタッフと交流することができました。1週間という短い期間でしたが、ほぼ日本の反対側で、たくさんのレース、多くの出会い、最高の経験をさせていただけたことに感謝しています。
全日本学生選手権は、コスタリカから帰ってきてすぐのレースでした。まだ疲れはありましたが、今出せる自分の力は出せたと思います。この後も毎週大きなレースが続くので、体調を戻してしっかり調子を上げていきたいです。
