明治大学の就職キャリア支援とは

明治大学は、学生一人一人のキャリア形成を真剣に考え、その支援に力を入れています。14年連続で「就職に力を入れている大学」(大学通信調べ)として1位に選ばれており、その実績は多くの学生や企業から高く評価されています。時代や学生・企業ニーズの変化に柔軟に対応する支援体制を整え、多様な学生の可能性を広げています。
その中核をなす就職キャリア支援センターでは、就職活動支援とキャリア支援の二つを柱として、年間300回を超える各種イベント・セミナーなどを実施しています。
まず就職活動支援としては、「就職は挑戦である!」をモットーに手作りのきめ細かな積極的対応を行います。学部3年次および大学院博士前期課程1年次の4月上旬に行う進路や就職活動に関するガイダンスをはじめとして、同センターが持つ豊富な情報の提供や、就職活動に役立つイベント・セミナーの開催、就職活動で学生が直面する問題や進路選択全般について、「Face to Face」を重視した対面式の個別支援を主として行っています。個別相談はもちろん、OBOG名簿や就職活動報告書など、明治大学ならではのノウハウが詰まった資料が多く公開されており、学生がこれらのリソースを活用して自身のキャリアを切り開くことができます。
もう一つの柱であるキャリア支援では、低学年に向けてキャリアガイダンスや各種プログラムなどを開催し、早期からキャリアを意識する機会を提供しています。特に昨今は社会経済情勢が大きく変化していることから、2022年度より低学年次からキャリアについて深く考える機会を創出し、学生が自らの将来を描くため、学部1・2年生を対象とした就業体験プログラムである「Meiji Job Trial」を導入しました。これは、夏季休業期間中に3日間以上かつ15時間以上の実習を、企業・団体の中で行うプログラムで、「職業観を醸成し、自身の長所・短所を知り、自己理解を深める」こと、また「現時点の自身の能力と社会で求められる能力のギャップを知る」ことを目的としています。この「Meiji JobTrial」は、「人事が見る大学イメージランキング」(日本経済新聞社・日経HRの調査)で、注目している大学ランキング1位として評価される要因ともなっています。
また、各キャンパスに設置されている就職キャリア支援センターは、明大生の強い味方です。各キャンパスに特化し文系・理系のそれぞれに対応した各種支援を通して、就職活動やキャリア形成に必要なスキルを身に付けることができます。そして、おのおののセンターでは学生のキャリア支援に関わる情報の発信を積極的に行っており、ご父母や高校・企業・団体にご理解いただけるよう努めています。
このように明治大学の就職キャリア支援とは、学生が主体的に考え行動できるよう、多角的なサポートを提供し、自分自身の強みと興味を見つけること、それを生かして職業選択を行い、就職先を見つけること、学生の夢と将来に向けて、社会で活躍できる人材として、最良のスタートラインを提供し続けることです。