2024年度司法試験合格祝賀会が2024年12月11日に駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催された。来賓、法人役員、大学役職者をはじめ、専門職大学院法務研究科、法学部および法制研究所の教員などが参加し、合格者を祝福した。
祝賀会は上野正雄学長によるあいさつで開会し、柳谷孝理事長、校友で特別紫紺賛助員の渡邊建三氏の祝辞が続いた。渡邊建三氏からは、合格者全員に、松下幸之助著『道をひらく』が贈呈され、「皆さんは、法律という人を幸せにする道具を手にした。それを駆使し、多くの人を幸せにしてください」とエールが送られた。
その後、2人の合格者が代表として登壇。法学部3年の野村竜之介さんは、「近江商人の三方よしを参考に、当事者も世間も納得するような法律家になりたい」と力強く語った。法務研究科3年の後藤鼓さんは、「直接ご指導くださった先生方、たくさんの勉強する機会・環境を与えてくれた関係者の皆さまに感謝申し上げたい。今後は、地に足をつけた法曹を目指すべく精進したい」と感謝の気持ちを述べ、両者とも、自分が目指す法曹の姿をしっかりと思い描いていた。


2024年(令和6年)司法試験の合格者は、法務研究科28人(うち在学中受験合格者7人)、学部出身者は25人(明治大学法制研究所および法学部調べ2024年12月現在)。