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教育
2024.12.06

学生主催イベント「GJS DAY2024」を開催(国際日本学部)

国際日本学部

国際日本学部は11月23日、中野キャンパスで「GJS DAY2024」を開催した。GJS DAYは、国際日本学部(School of Global Japanese Studies)の演習科目(ゼミ)での研究内容を学部生および学外の方に一般公開することで、学部生(主に1・2年生)には「ゼミを選択するための情報を知る機会」に、学外の方には「本学部での学びを知る機会」にしてもらうことを目的としている。

GJS DAYは2021年から始まり、今年で4回目の開催。今年度は国際日本学部公認の学生団体である「国際交流学生委員会(GJSSC)」と「国日放題」がイベントの企画や運営、広報を担当した。

今年度は、教室展示や発表のほか、教員との交流会やゼミ生のパネルトークなどが開催され、ゼミについて気になることを参加者が直接聞くことのできる機会が多く設けられた。

教室展示では、成果物の展示のほか、ゼミ入室試験に関する個別相談会なども行われ、参加者らは、先輩学生の話に熱心に耳を傾けていた。

鈴木賢志ゼミの展示鈴木賢志ゼミの教室展示

発表はホールで行われ、8つのゼミに所属する学生らが研究成果や活動内容についてプレゼンテーションを行った。7つの研究領域を有する国際日本学部ならではの多彩なゼミが集まり、参加者にとってはそれぞれの研究発表を一度に聞くことができる機会となった。

岸磨貴子ゼミの発表岸磨貴子ゼミの発表の様子

教員との交流会には、鈴木賢志学部長を含む5名の教員が参加。カジュアルな対話形式で行われ、参加者から寄せられた質問に教員が回答するなど、終始和やかな雰囲気だった。

教員との交流会の様子教員との交流会の様子

イベント終了後には、国際日本学部の卒業生が企画した「国日大同窓会」が学生食堂で開催され、卒業生と学部生が交流する機会も設けられた。国際日本学部1期生から在学生までが参加し、パネルトークやフリートークなど、縦のつながりを意識した内容で、盛り上がりを見せた。

GJS DAY運営代表者のコメント

深澤 菜々子さん(GJSSC・2年)

私にとってGJS DAYほどの大規模なイベントの運営は初めてで、試行錯誤の連続でした。今年度はより国際日本学部について知っていただけるように、「教授との交流会」や「スタンプラリー企画」を新企画として実施し、多くの学びと達成感を得ることができました。特に、ゼミナールや他の運営学生と連携する中で、私自身も国際日本学部について新たな視点を得て、その多様性と可能性に改めて魅了されました。

当日は予想を大きく上回る方々の来場があり、国際日本学部という「特定の専門性に縛られない自由な学びの場」の魅力を多くの方々に伝えられたことをうれしく思います。学部生それぞれが自身の関心を追求できるこの柔軟な環境は、学びをより主体的で豊かなものにします。このイベントをきっかけに、国際日本学部の魅力を少しでも多くの方に感じていただけたなら、運営者としてこれほどうれしいことはありません。