政治経済学部・倉地真太郎ゼミナール(3年)は、2024年12月21日、駿河台キャンパスで専修大学・徐一睿ゼミナール、東京経済大学・佐藤一光ゼミナール、茨城大学・掛貝祐太ゼミナールと、4校合同でインターゼミナールを実施した。
今回のインターゼミナールは、各班が自由にテーマを決めて事前に論文を執筆し、3つのセッションでプレゼンテーション大会を行うというもの。倉地ゼミは第1セッションに参加し、政治経済学部が発行する共同論文集『政経セミナー』の今年のテーマである「石川の持続可能性」について研究発表を行った。発表では、夏に行った現地調査の内容を踏まえて、「産業の活性化」と「女性の就労・子育て支援」に焦点を当てた。
プレゼンテーション大会を終え、倉地ゼミの安東美貴さんは「複数の大学の発表を通じて新たな知識を得ることができ、視野を広げる貴重な機会となりました。また、他大学の学生との意見交換により、異なる視点に触れ、理解を深めるとともに、研究内容を多角的に捉える力を身に付けることができました」と語った。
また、大和田佳希さんは「他大学の学生たちの研究発表を聞く中で、自分とは異なる観点や分析を知り、深い学びを得ることができました。また、自分たちの発表に対して多くの質問やフィードバックをいただいたことが新たな課題の発見につながったため、今後の研究に生かしていきたいです」と語った。
倉地ゼミは、異なる研究アプローチや問題意識を持つ他大学のゼミ生にも分かりやすく説明するために、プレゼンテーションの仕方も工夫した。結果として倉地ゼミは、「プレゼン賞」と「論文賞」を受賞し、1年間の活動の集大成として有終の美を飾った。(政治経済学部事務室)
