
明治大学大学院は5月24日、大学院への進学を目指す学生や社会人を対象に、大学院での学びや進学の意義を紹介する「大学院研究科合同進学相談会」を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催した。相談会には、大学院の12の研究科が参加し、当日は約300人が来場した。第1部はアカデミーホールを会場に、大学院の制度等の説明、在学中の現役大学院生と修了生によるパネルディスカッションが行われ、第2部はビクトリーフロアを会場に、大学院の教員と大学院生による研究科の個別相談、施設見学ツアー等が催された。
第1部の冒頭、乾孝治大学院長があいさつに立ち、大学院で学ぶ意義を自身の経験も踏まえて来場者に伝えた。続いて、大学院教務主任の榊原潤理工学研究科教授が登壇し、各研究科やキャンパスの特徴を紹介し、奨学金やキャリア支援、研究支援など、大学院生を対象としたさまざまな支援制度について説明した。
その後、パネルディスカッションでは、榊原教授の進行の下、現役大学院生らが大学院進学を決めた理由、本学独自の奨学金等の経済支援の利用状況、日本学術振興会特別研究員としての活動の様子、大学院の楽しさ等について、それぞれ発表した。その後の質疑応答では多くの質問が寄せられ、高い関心を集めた様子だった。
第2部の個別相談会では、研究科ごとのブースで教員と大学院生による個別相談と入試過去問題等の資料閲覧が行われた。各ブースでは来場者が熱心に質問する様子や、資料に目を通す姿が数多く見られた。施設見学ツアーも開催され、現役の大学院生が引率し、駿河台キャンパスでの大学院の拠点であるグローバルフロントの演習室や共同研究室、メディアラウンジ等を参加者が見学した。(大学院事務室)
