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教育
2025.08.22

台湾でフィールドワーク実習を実施│農学部・作山ゼミ

合同ゼミの修了書を手にするゼミ生ら

「食のグローバル人材の育成」を掲げる農学部・作山巧ゼミナール(食料貿易論研究室)の3年生10人は、8月4日から8日にかけて、台湾で卒業論文関係科目のフィールドワーク実習を行った。

5日は、台中市の国立中興大学で合同ゼミを実施。英語で行われたこの合同ゼミには、本学の2グループ10人のほか、国立中興大学から2グループ7人、共立女子大学から1グループ6人、韓国カトリック大学から3グループ15人の学生が参加し、各グループが研究成果を発表して質疑応答を行った。

合同ゼミでの発表の様子

6日には、台湾全農インターナショナル株式会社(台北市)を訪問し、董事長(とうじちょう)の福島義規氏から台湾の日本産食品市場について説明を受け、意見交換を行った。また、7日には、日本の農林水産物輸出額で第3位(2024年実績・農林水産省発表)の台湾における、日本産食品や外食産業に関して、台北市内で現地調査を実施した。

参加したゼミ生からは、特に合同ゼミについて「台湾や韓国の学生の英語力が非常に高く、刺激を受けた」との感想が寄せられた。食料貿易論研究室では、来年度以降も台湾での実習を継続する予定。(農学部事務室)

記念品を贈呈する作山教授(左)と国立中興大学の張国益教授