国際連携本部では、本学の国際化推進に向けた取り組みの一環として、教員が専門科目の講義を英語で行うための研修プログラムを実施している。第1回基礎編、第2回座談会に続き、第3回が1月11日に開催された。第3回研修は「英語で授業をするための教授法~教育学的知識と実践~」と題し、テンプル大学からジャクリーン・マカフティー教授を講師に招き、オンライン形式で実施した。
研修はマカフティー教授による講義と、参加者が班に分かれて行うディスカッション形式で進行した。講義では、Active-learning(アクティブラーニング)とLearner-centered teaching(学習者中心の教授法)の重要性が強調され、実際の授業動画の視聴や、EMI(English Medium Instruction)実践手法の紹介があった。ディスカッションでは、今回の講義を通じて学んだ内容を、いかに各参加者の授業に取り込んでいくかなどについて、活発な意見交換が行われた。
参加した教員からは、「アクティブラーニングの大切さがよく分かった。実際の授業動画を視聴できたので、分かりやすかった」「実用的方法論だけでなく、理論面(教育哲学的)での背景解説もあったため、内容に深みがあってとても良かった」といった声が寄せられた。(国際連携事務室)